変わってしまった、俺



 俺、飯田亮太。

文化祭にていろいろあった翌日。


 今日は片付け日で授業はなかった。

 教室の後片付けしたあと、俺は保健室にいた。


「先生……実は悩み事があって……」

「はひぃ~……♡ あひぃん♡」


 俺の下で白目剥いてるのは、保険医の諏訪すわ 百合子ゆりこ

 この学園のマドンナ的存在で、男子生徒からとても人気のある女の先生だ。


 ……が、なんだかんだあって俺のセフレ的な存在になってる。


「先生、聞いてます?」

「あぇ……あ……あひぃ……♡」


 あかん。

 聞いちゃいない。


 文化祭での出来事があって、俺はモヤモヤを抱えていた。

 なんとなく気分がすっきりしなかったので、体だけでもすっきりしようと先生のとこに来た。


 で、やった。

 けどモヤモヤは晴れないでいる。


 どうしたものかと先生に相談しようとしたのだが……俺の下で先生はアヘってた。


「あの、真面目な相談したいんですけど」

「ちょ、っとまっれぇ……♡ あたま……まっちろでぇ……♡ なにもかんがえられないのぉ……♡」


 しかたない。

 ちょっと復活するのを待つか。


 ……しかし、改めて思ったのだが。

 すっきりするためにやる、って、もうなんか思考がやりちんのそれになってないか、俺?


 いや、いやいやいや。

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