第2話 準備
今回使ったレシピ本は『小麦無しでかんたん、やさしい。お菓子とパン』(桑原奈津子/主婦と生活者)である。
こちらに掲載されている作り方を元に、「ミニ食パン」を作る。
まず、使う道具は以下の通りだ。
<使う道具>
・耐熱用ボウル(大と小)
・ゴムべら
・パウンド型(家にあったものを使用)
・オーブン用シート
・計り(0.1gまで測れるデジタル式のもの)
・温度計(湯の温度を計測)
・レンジ
・オーブントースター
・計量カップ
・やかん(発酵時に使う、お湯を沸かす)
(ここで、一つ訂正があります。「生米パン」を作ったときの道具で誤りがありました。あのとき使ったオーブンは、実はオーブントースターでした。失礼いたしました)
オーブントースターを使ったのは、前回の生米パンを焼いたときも使ったからである。リトさんのレシピには、「オーブントースターでも可」と書いてあり、我が家のオーブンがだいぶ古いこともあって、オーブントースターを使用した。
しかしオーブンがあるご家庭は、それを使うことに越したことはない。
次に、材料である。
<材料>
・米粉……200g
・無塩バター……15g
・きび砂糖……15g
・岩塩……4g(普通の塩で可)
・インスタントドライイースト……3g
・湯……150㎖(35度)
米粉は、スーパーで売っている地元の銘柄のものを使用。
インスタントドライイーストは、前回の生米パンで酷い目にあったので、スーパーのブランドのものを購入。ちなみに3gずつ、小分けになっているものを使用。50gで売っているタイプもあるが、インスタントドライイーストは一度開けてしまうと発酵の効力が落ちていくという(色々調べているうちに分かった情報の一つ)。次にいつ作るかも分からないことと、イーストの使用量が3gだったので、小分けにしているものを選んだ。
使用する砂糖は「きび砂糖」とあったので、それを使用。精製されてあるものでも可能だが、「きび砂糖」を使うことで自然な甘さが期待できる。私自身、精製されてある物よりも、こちらの方が好ましい。この糖分がイーストが発酵するエネルギーとなる。
無塩バターは粉に混ぜ込まないといけないため、事前にレンジに入れ、500wで30秒間温め、溶けた状態にしておく。
お湯の温度調整は今回も手厳しいかと構えたが、思ったよりも容易に測れた。
寒い時期に作った場合、お湯の温度が下がるスピードが速い。しかし、逆手に取ることにしたのである。
熱々のお湯に少しだけ水で割った150㎖のものを最初に用意しておき、その間に他の材料の計量を行う。こうすることで、準備をしている間に丁度よく35度程度になった。自画自賛だが、よい作戦だったと思う。
さて、これで準備が出来た。
次は材料を混ぜていく工程に入る。
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