概要
史実と虚構のあいだで揺蕩う、誰も見たことのない三国志。
後漢末。
曹操と袁家の血みどろの戦をよそに、ひとときの平和を享受していた劉備とその家臣たち。
劉備は大いなる夢を果たすため、三顧の礼をもって臥龍・諸葛孔明を招へい。
劉備の主騎であった趙雲は、孔明のためにも働くようになる。
趙雲と孔明は、互いに助け合い、切磋琢磨しながら乱世を鮮やかに駆け抜けていく。
後漢末から三国時代。
過酷な世で、その才を輝かせ、たくましく生き抜いた英雄たち。
そのなかでも蜀漢の諸葛孔明と趙雲の活躍を主に描く長編シリーズ、開幕です。
正史 三国志をもとに描いていますが、ところどころ三国志演義のエピソードもあります。
オリジナル要素も多分にあります。正史や演義にすこし出てくるだけの人物が大きな役割を果たすこともあり。
これもありかも? そう思ってもらえる…かもしれない作品群です。
曹操と袁家の血みどろの戦をよそに、ひとときの平和を享受していた劉備とその家臣たち。
劉備は大いなる夢を果たすため、三顧の礼をもって臥龍・諸葛孔明を招へい。
劉備の主騎であった趙雲は、孔明のためにも働くようになる。
趙雲と孔明は、互いに助け合い、切磋琢磨しながら乱世を鮮やかに駆け抜けていく。
後漢末から三国時代。
過酷な世で、その才を輝かせ、たくましく生き抜いた英雄たち。
そのなかでも蜀漢の諸葛孔明と趙雲の活躍を主に描く長編シリーズ、開幕です。
正史 三国志をもとに描いていますが、ところどころ三国志演義のエピソードもあります。
オリジナル要素も多分にあります。正史や演義にすこし出てくるだけの人物が大きな役割を果たすこともあり。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!新野にて孔明、彼が出会うものとは――
劉備陣営にきたばかりの諸葛亮孔明。趙雲の部下である叔至は横柄に見える孔明の態度が気に食わない。苛々を押さえるため、手記を付け始める。そのころ、孔明も自らの馴染めなさに手記を付けていて――。ふたりの目線から語られる、牧知花三国志最初の一篇。「陳叔至と臥龍先生の手記 」
ワーカホリックな孔明を外出に誘った趙雲子龍。まさかのふたりきり!? それに向かう先は山!? どうやら趙雲が連れていきたい場所は山の頂上にあるとのこと。一体、そこに何があるのか――。読後、心に清々しいばかりの風が吹く。心のつながりを描いた秀逸な「青嵐に笑う」。
今晩中に書類を作成し終えねば、商人から三割引きにて買い取れな…続きを読む - ★★★ Excellent!!!歴史の裏で紡がれる、輝く偉人たちの友情の物語
魏・呉・蜀の三国が天下の覇権を争った三国時代。
蜀の建国者かつ武将である劉備によって、荊州の州都・隆中からかの有名な軍師、諸葛孔明が招聘された。
劉備の主騎であった趙雲は諸葛孔明とともに行動するようになるが、話をしたり仕事をこなしていくうちに、お互いのことを知っていく。
一時的な平和を得ているものの、時は戦国。戦に、事件に、様々な厄介事に巻きこまれていくふたりの行く末は――。
古代中国、三国志を舞台にした作品です。
三国志といえば、難しい、複雑だ、などというイメージが持たれがちですが、本作は非常にわかりやすくかつユーモアに生きる偉人たちの姿が描かれています。
なかでも登場人物の掛け合いが面…続きを読む