【三】失恋金太郎

むかーし、さがみの国のあしがら山に金太郎という男がいた。

服装は、赤い腹がけ一枚で、野山を掛け元気な力自慢の男でした。


金太郎と動物たちは、相撲や徒競走対決をします。

いつも金太郎が勝ちます。

そんな力自慢の金太郎のあしがら山に、偉いよりみつ様が来ました。

金太郎の強さに感銘を受け、家来にするためと姫の婿へと、城へ連れて帰りました。

姫に金太郎を合わせたところ、姫は金太郎を見た瞬間言います。


「赤い腹がけ一枚のど変態は嫌いよ!」

「そこ!?」


強かった金太郎はあっけなく振られ、女に負けました。

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