零期生配信 何で俺んち?

「で、なんで俺呼ばれたんですか?公式チャンネルの収録だったらもう撮りわりましたけど?」


俺は今日公式チャンネルの収録で呼ばれたのだが何故か社長に呼ばれたのだった

別に紗英がデビューするならNINEでの報告とかでもよかった筈だが…


「折角さ兄弟揃ってデビューなんだしさ、思いきって一緒に配信したらと思ってね」


へ~それぐらいなら別に構わないんだけどね、ひとつ問題があるとすればカルラ君どうするのってことになる


「桐谷さん?カルラ君はどうするんですか?」


「もちろん一緒に決まってるじゃん!ってかお兄ちゃんカルラ君のこと知らなかったの?」


え、え~そんなこと言われたって知らんがな面識あったっけ?


「すまん、分からない…」


「まぁ知らなくても大丈夫ですよ?そこまで人気のあるVだった訳でも無いので」


その言い方でゆうとVTuberやってたのかな?


「知らない龍介くんに説明するとカルラ君ってVTuberの最初期の時に高校生VTuberとして活動してたんだよ~引退してからしばらく経つけど当時は登録者十万越えてたんだよ~」


最初期つったら六年くらい前か…最初のころだとあまり知名度なかった時だよな…


「あ!もしかして今は引退したけどVTuberの知名度を広めるのに大きく貢献した人なの!?美少女系高校生VTuberツクヨミさん?」


VTuberが登場して半年ほどあまり知名度が広まってなかった頃二人のVTuberがその名前を世の中に広めたとされている二人だ、ツクヨミさんの相方マキナさんは今はライライブに所属しており登録者百八十万を越える本物のトップVTuberだ


「まだ覚えてくれる人も居たんですね、僕昔は結構有名なVTuberだったんですよ、まぁ今の基準でいくと誰もが知ってるとまでは行きませんけどね」


それでも今ではVTuberの教祖として多くの人が知っているはずだ

だけど引退するとき確かもう戻ってこないとゆうような事を言っていたような?


「前に社長の桐谷さんに町中で声を掛けられたんですよ、それでまたVTuberとして活動したいなって思ったんですよ!」


なかなか凄い人が来たもんだな


「まぁそんなことだから!宜しく!はとったーでもう告知しちゃったから!」


おい!せめて許可とってからにしてくれよ…まぁ断らないけどさ


~~~~~~~~~~~~~~~


事務所から家に戻り配信の準備を俺達は進めていた


「カルラ君って結構家近かったんだね~」


そう、どこら辺に住んでるのか聞いてみたらまさかの俺んちから二キロほどしか離れていなかった


「そういえばカルラ君ってどんな名前でデビューするの?」


紗英は猫谷ラミと知っているがカルラ君のは聞いてなかったことに気付く


「確かに言ってませんでしたね、僕渦巻輪廻でデビューします!ついでに体のデータ送っときますね~」


そう言って送られてきたのは白髪で頭に歯車がついて背中に機械仕掛けの翼が付いた女性のアバターだった


「へぇ~カルラ君の体サイボーグみたいだね~もしかしてマキナさんと似た感じのイメージ?」


そう言われてみればそうだ、マキナさんもロボット系女子と名乗ってるだけあってたまにライライブアニメで腕がとれたりと言うネタを入れてきたりする


「まぁそんな感じかな?マキナともコラボしたいし一緒のほうがファンも馴染みやすいと思ってね!なんか桐谷さんにも自由にオッケーって行ってくれたし」


「そうなんだな、お!予定してた開始時間まであと三十分だよ!最後の打ち合わせにいこうか!」


そうして俺の家で零期生の御披露目配信が始まろうとしていた


―――――――――――――――――――――――――――――


十万Pありがとうございます!

これからも頑張ります!

活動報告のところでこんな話が読みたい!とゆうものを募集しております、こんな話読みたいな~とゆうものがあったら遠慮せずにコメントしてください、書けそうなものは閑話みたいな感じで書きます

これからも宜しくお願いします

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