楽曲制作
朝ご飯(昼)を食べ終えた後依頼された楽曲を作っていたのだが…
「あ”ー今まで作ってきた曲最高で5人のパートだったけど今回人多すだ!」
今回はグループアイドル(五人)+三人とのことで歌う人が多いのだ
「普通に曲作ったところでパート分けすると一人当たりの歌う時間が異常にに短くなるんだよぉ~」
今までの曲とは勝手が違うのでしょうがなく友達の駿太を頼ることにした
「こちらは駿太どうした?」
「なにその話し方?」
「最近スパイ映画にはまった」
「そゆことね相談したいことあるんだけど時間大丈夫?」
「ええよ、俺働いてるわけでもないからいつでも暇やぞ」
「それでいいのかよ…」
個人勢って配信以外では暇なのかな?
「で相談したいこととは?」
あ、普通に忘れてた
「テレビでさ曲作ることになったんだけど今までとは歌う人数違うからどうやって作ればいいかなと」
「あ~あれね総勢八人で歌う曲ね!すまんが俺そんな人数が歌う曲作ったことないから解らん」
「やっぱそうだよなぁ~」
「一応詳しい奴に聞いてみるか?詳しそうな奴いるし」
「頼む、俺ができる限りのことはするから」
「OKじゃあちょっと待ってて今呼ぶから」
え?今呼ぶって近くにいるのかな?
数分後電話の奥で走るような音が聞こえる
「お待たせ!呼んできたから今変わるな」
ほらと駿太の声が聞こえて
「ど、どうも龍介さんであってますか?」
「はい!大丈夫です!」
「私駿にぃの妹の詩です、兄がいつも迷惑かけてます」
「駿太の妹!?妹いるって聞いてたけど音楽やってるの!?」
「はい…歌い手として活動してたまに曲作ってます一度駿にぃのアカウントで曲出したんですけど」
駿太の配信している楽曲を思い出して配信している楽曲の中からそれに当てはまりそうな楽曲を見つける
「もしかして六人組歌い手のグループに提供してたやつ?」
「知ってるんですか!?」
「まぁ駿太がアップしてる曲は大体聞いたことあるしその曲は他のとメロディーと歌詞のイメージが少し違ったからね」
「うぅ…聴いてくれた人がいたんだ嬉しいなぁ…」
その気持ちは分かる、俺も初めて一万回再生いったときはすっごい喜んだもんなぁ
「あ、あの…よろしければ会って話しません?電話だと料金すごいことなりそうなので」
「そうだね、家も近いし会って話そう、俺んちは駿太がしってるはずだから」
後からそうだなと聞こえたので駿太もわかっているはずだ
「じゃぁ今から向かいますのでちょっと待ってて下さい」
「ありがとうございます!」
そうして駿太の妹と対面することになったのだが
「お邪魔します~あ!紗英じゃん久しぶり!」
「駿太さん久しぶりです!兄がお世話になってます」
するとその横で禍々しいオーラを纏った詩さんが
「ねぇお兄ちゃんその人誰?まさか彼女?」
え?まさか詩さんってヤンデレ系妹なのか!?
「ちょっと待って!どうしてそうなる!どう見ても違うだろ」
流石に紗英もいつものようにふざけたら大変なことになると分かったのか
「そ、そうですよ!ただの知り合いですよ!」
「分からない、駿にぃは格好いいから自分ではそう思ってないだけで…」
「待った!俺は絶対に彼女作ることないってのを詩が一番知ってるだろ!」
そう駿太は何でも自分は全く関係ないのに駿太のことが好きだった女子に恨まれて以来彼女と言うものを嫌ってるらしい
「安心して駿にぃは私が一生養うから」
「俺的には早く兄離れして欲しいんだが…」
「駿太お前…」
「それ以上は何も言うな…」
過去一番駿太が可哀想だと思った瞬間だった
その後何とか俺の部屋で曲作りのコツを教えてもらった
「まず今回は八人だから一人でのソロパートが少なくなるのはしょうがない、だからある程度ソロパートをつくったら二人や三人同時に歌うパートを作ればいい」
「なるほど!そうか!何人かで歌うパートを作れば良いのか!」
「私の時はそうやって作った、駿にぃが泣いて頼んできたから」
「ちょっと待て!俺は泣いて頼んではいないぞ!?」
「けど依頼された曲を妹に手伝ってもらったのは事実なんだよなぁ」
「それはなんにも言えない…」
その後他にも色々とためになることを教えてもらった
ヤンデレ系ブラコン妹、怖いけど兄より才能あるんじゃね?
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