家族の知らない側面
俺が帰宅して家族がそろっていたリビングにて
「何で合格したって連絡してないのに合格したこと知ってるんだよ!」
そう、俺が家に帰りすぐにリビングに向かったら採用おめでとう!とゆう旗がかかっていたのだ
「お前なならやってくれると思ったよ」
いやそういう問題なの?
「いやーだって龍介が合格しない訳がないだろ、だって基本的なスペックは高いからな今まで何で合格しなかったのか不思議でたまらないもんな」
父さんそれはきっと面接の時正直なことをはなしてたからだと思う
「で、「何の会社受けたんだ(の)?」」
いやいやちょっと待てよ
「知らないで息子に面接行かせたのかよ!」
「いや、だって紗英がいいと思ったことはだいたいいいことだからな」
なにこの親、自分の娘信用しすぎじゃない?
「ほらほら、お兄ちゃん!早くいっちゃいなよ」
「その前の一ついい?どこ受けるかまじで誰にもいわなかったの?」
「ん?当たり前じゃん何か問題でも?」
えーなにこの白々しい態度こっちが常識はずれに思えてくれるじゃん
「まぁ俺が面接に行った会社はエナライブってゆう会社だよ」
「「エナライブ!?」」
両親二人がとても驚いていた
「エナライブってあれだろ!Vtuberがたくさん所属している会社だろ?」
「う、うんそうだけど」
「あの冬梅 吹雪ちゃんがいるところでしょ!私ファンなのよねぇ~今度サインもらってきてよ!!」
まじか、おれん家族ってこんなんだったけ?
と会話していると桐谷さんから電話がかかってきた
「あ、ちょっと待ってて社長から電話がきたから」
『もしもし、今時間大丈夫?すぐに終わるんだけどさ』
「大丈夫ですよ」
『いやー堀田君にデビューソング頼んだはいいけどさ、まだ同期のこと誰も知らないわけじゃん?』
「確かにそうですね」
「そこでさアバターの画像送っとくからそれ見て考えた方が作曲しやすいと思ってね」
確かにそのとうりだ
「ありがとございます、結構助かります」
『ちなみに君の姿は真ん中にいる人だからー長く話しちゃってごめんねー画像はNINEに送っとくから~おやすみ~』
「わかりましたそれではおやすみなさい」
と電話を切った瞬間
「まさかだと思うけどVtuberとして採用されたの?」
「うん、そうだけど」
「これは夢だよねいくら自分の息子がスペック良いからって推してるVtuberと同じグループに所属するなんて」
「おい!デビューソングってあれだよな?新しくデビューする人たち全員で歌うやつ、おま、作曲出来るのか?」
なんかすごい驚かれてる
「曲作るのは出来るよ引きこもってた間ボカロ作ったりしてたし」
「そんな有名なボカロPなのか?一回聞かせてよ」
「うん別にいいけど」
そういって買ってもらった○Phone13で自分のアカウントを開くと
「えっ!まじ!登録者三十万突破してんだけど!」
ちょっと見てないうちに凄いことなってた
すると父さんが
「冗談じゃなくてまじでいってる?俺このボカロP結構好きででも全然延びなくて投稿も途切れちゃったからはとったーで紹介して何とか人気出してもう一回活動再開してくれないかなって思ってたんだけど!」
そのあとどうしてそんなに神曲を作れるだの曲の独自の解釈を聞かされるなど大変だった
今夜はお祝いしないとねー♪と母さんは鼻歌を歌いながらキッチンへと向かっていった」
そうしてその日の夜は就職パーティーが行われ久々の豪華な母さんの料理を食べた
昼間のパスタも良かったけど母さんの料理もそれに負けないくらい美味しかった
その夜俺は送られてきた画像を見て悶えていた
「あ~!!!まじか!!これが俺?」
俺の配信時の姿がなんとイケメンフードを被った悪魔だった
しかもその説明を見てもっと悶えた
闇の世界から来た謎の
本当に!これ!俺??
その日は作曲が全然進まなかったのだった
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