書き手同志よ、ペンを執れ! カクヨムというセカイで生きていくために

作者 黒羽くろば

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★★★ Excellent!!!

タイトルはあらすじではなくコンセプトである。

目から鱗でした。

長文タイトルのウェブ小説が当然の常識になり、商業小説にすら影響を与えている昨今。
テンプレだから、流行だから、そう考えて流されている作者も多いのではないでしょうか。(あるいは反抗している)

この作品は作者が実体験を交えて、どうしてそのような背景にウェブ小説がならざるを得なかったのかを鋭く考察しています。

これから小説を執筆しようと思っている方も、またはPVや評価に悩んでいる方にもおすすめの指南書です。

★★★ Excellent!!!

 書き手にはある種のプライドがある。変わった事をしてやろう、流行りなんてクソ喰らえだ。有象無象の消費娯楽に迎合してたまるか。私にもそんな気持ちがなくはない。長く書いている人間程今更創作論なんかと背を向けてしまう。しかし、カクヨムという媒体で読まれる為には、このようにユニークで面白い話を書く作者でもこれ程の工夫をしなければいけないのだと、論理的かつ具体的な数字を交えて説明されると、チャチなプライドを後生大事に抱えていた事が恥ずかしくなる。これは戦友からの惜しみないエールであり、創作論の皮を被った巧妙な自作の宣伝である。その狡猾さと泥臭さには、同じ書き手として心底感服し、自分も頑張らねばと勇気を与えられる。そんな思いでレビューを書きつつ、同作者の作品「原作者からすごいスキルをもらって無双する!あとクラスの女の子と冒険したり、彼氏になったり、花嫁たくさん作ったり!」は読み手にも書き手にも特別な価値のある作品であると付け加えておく。