〈ハルト視点〉










「・・・・へっ…ココ!?」





ハルト「うん、ココ!あっ迎え出てるね」






ホテルの敷地に入ると入り口に

ホテルのスタッフが並んで待っているのが見えた





( 兄ちゃんの言う通りだな?笑 )









タツヤ「ナビだとサプライズにならねぇから

  一度一人で行って道覚えろ!

  あと、カード決済にして

 目の前で支払いなんてダサい真似すんなよ?」






ハルト「カード?ないよ?」






タツヤ「俺の貸しといてやるから後で返せばいい

  それかバイトしてるなら作れなくもないが…」






ハルト「でもこんな良いホテルどうしたらいい?」






タツヤ「こんな良いホテルはスタッフも良いから安心しろ!笑」






車は鍵を渡すと駐車場に勝手に持って行ってくれて

チェックインの手続きを済ませると

直ぐに泊まる予定のハナレに案内してくれた





ヒナはずっと「えっ?」しか言ってなく

手を引いてテラスにあるプールへと連れて行き






ハルト「海や川じゃ

  他の奴もヒナの水着姿見ちゃうからね!」





「・・・・その為に?」






ヒナからしたら〝そんな事〟かもしれないけど

俺からしたら絶対に見せたくないからね…




 


ハルト「それもあるけど…1番は…」






ヒナを抱き寄せるとジッと

俺を見上げてくる瞼に軽くキスをして

「2人っきりになりたかったから…」

そう囁いて誰もいないテラスでヒナに深くキスをした






( アナタとの特別な時間が欲しかったから… )







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