2月11日(月)

〈ハルト視点〉









アキラ「何それ!?笑」







煌と買い物に来ていて

いつから同棲始めるんだと聞いてきた煌に

昨日の話をすると楽しそうに笑い出した







アキラ「てっきり話し合って決めたのかと思ったら

  お前の早とちりだったの!?笑

  お姉さん驚いただろうね!!」






ハルト「・・レッドに相談したのが間違いだった…」






アキラ「レッド??」



 






「洸君じゃしょうがないわよ!笑

  相談は大人なブルーにしろって言ったじゃない」






ハルト「・・・・・・」







昨日帰る前にピザのメニュー表を探していたら

たまたま見つけた物件案内の資料を見て

洸に相談をして勘違いをした話をすると

ヒナは俺の肩を叩いて笑い出した…







アキラ「お姉さんなら勝手に物件探すはないでしょ?

  むしろ卒業するまで家にいろって言いそうだし!笑」






ハルト「お前は実家にいていなかったんだよ… 」







そう、あの日は煌も友樹もいなかった…

そして煌の言う通り…







「ふふ…はーちゃんと同棲する気は全くなかったわよ?笑」






ハルト「・・・・ハッキリ言わなくても…」







「はーちゃんから聞くお爺さん達の話好きだし

  大学卒業まではゆっくり甘えなさい」







ハルト「・・・・・・」








そう言われた時にこの人に恋をした自分が

なんとなく誇らしく感じた…





( そんなヒナだから好きになったんだ… )








アキラ「でっ!俺の真似をして

  バレンタインをあげたいってわけね?笑」






ハルト「そっ!!あと…お願いしたい事があってね…」







アキラ「お願い?お姉さんに??

  なに、イヤラしい下着つけてくれ?笑」






ハルト「ちげーよ!!笑

  それよりも何買えばいいんだっけ?」


 





ハルト「材料と、あとラッピング用品もだな」








俺は2月14日に煌の家で教えてもらいながら

人生初めてお菓子作りをした…







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