〈ハルト視点〉









17時前に駅に着くと

じーちゃんが迎えに来てくれていた







祖父「ばーさんが生春巻き作ってるぞ!笑」






ハルト「ホント!?覚えててくれたんだね!笑」






祖父「大学は木曜日からだったな」






ハルト「そうだよ月末過ぎには後期テストだしね…」








車の中で年明けに兄ちゃんが来た話を聞き

兄ちゃんが俺の部屋を見て「勉強してないな」と

怒っていたとじーちゃんが笑いながら話していた





( 兄ちゃんが久しぶりに来て嬉しかったんだな… )






じーちゃんの楽しそうに話す顔を見て

なんで急に行くなんて言い出したんだろうと考えたけど

兄ちゃんは昔からネコみたいに気が向いらフラッと

出て行くタイプだったからなと思い…






ハルト「犬っていうよりネコだね…」






28日の日に煌と

コンビニで話した事を思い出し

俺のネコみたいな彼女の事を考えた…





ヒナは少しだけ変わった…

前の契約で付き合っていた時よりも

なんて言うか…距離が近くなり

〝彼女〟になった気がする…





( あんな所で甘えてくるし… )








祖父「お前髪が少し伸びたな」







じーちゃんの言葉に「そうかな」と

サイドミラーを覗き込んで自分の髪を見ながら

ある事を思いついた!



 




ハルト「週末に切ってくるよ!笑」







祖父「学校の前に切らなくていいのか?」







ハルト「知り合いの美容室に行くから

  予約とれるか聞いて見なきゃいけないし

  明日は畑に行きたいしね!!笑」








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