碧霧、いろいろ聞いたみたいですが、改めて考えて、本当にいろいろありましたよね。
碧霧としては、鷹也のことが気になるけれど、訊けなくなってしまうのも仕方ないですよね。
(こういうとき、碧霧は特に「訊かないでおこう」となるタイプだと思います。今までも、似たようなことがあったはず。伯子という立場から、そういうふうになったのかなぁ)
でも、自分は重い、というのは、辛いですよね。それに対して、鷹也といると「軽くなった」なんて言われると……。
その鷹也と会話……。
「不敬に当たらない?」とか、訊いている内容は非常に礼儀正しくまともなはずなのですが、何故か、土足でどかどか入りこまれているような気がします。どうしてなんでしょう?
「高い志」とか。碧霧は自嘲するけれど、国を良くしようという志は、自嘲するようなものではないと思います。鷹也も、同じように思っているはず。(ただ、鷹也が言うと、素直に聞こえない……何故だ……)
作者からの返信
確かに、いろいろありました。たった一晩の出来事ですので……。
紫月と喧嘩はしたくないので、詰問はしない「やればできる子」です。「葵は重い」という言葉は、地味にききます。彼女を束縛している自覚があるからなおさらです。(で、それを鷹也の存在で気づくという……。うーん)
鷹也は、感じたことを口にしてしまうタイプ。隠し事もないので、相手にも情報開示を求めてきます💦
「高い志」と言われ、思わず自嘲してしまう碧霧ですが、いろいろ思うところがあるようです……。
鷹也の言葉は率直なだけに、悪気がなくてもぶっ刺さるのかなあ?
碧霧たち、きちんと話ができて、よかったです。
でも、踏み込みすぎないというか、加減はしての話だったのかな。
遠回しに「重い」と言われるのは心に来そうですね……。
(我々が一般的に使う「重い」とは違っても、心へのぐっさり度合いは同じな気がします)
鷹也との会話。昨日よりはきちんと話せたっぽいですが、お互いの立場や世界が違いすぎますし、まだ、なかなか、というかんじでしょうか。
わかり合えれば、最強なふたりになりそうなのですが。
作者からの返信
一応、話をしました。二人になって、ようやく落ち着いて話せた感じです。(鷹也、かき乱していましたよねえ……)
お互いに、伝えることを重視して話をしたかな? 聞きたいことを聞くというより。なので、李奈さんの言う通り「加減はしての話」かと思います。
碧霧は自分が重たいことを口には出しませんが、自覚してます。紫月は自覚なしですが、だからこそ彼女の言葉の中でそれを感じると碧霧は落ち込んでしまいます。
そして気晴らしに出たテラスで、鷹也と話す羽目になりました。
なんとなくぎこちなくなってしまう碧霧でしたが、先に会話に誘ったのは、やっぱり鷹也でした。
仲良くなれるかな?