鷹也にとって、長柄と対峙するのは辛いことですよね。
説得を試みて、でも、全然、相手にされなくて。
女宮司さん、スパッと割って入って、格好いいです。事情をよく知っているみたいで、彼女の言葉が重く感じられました。
え、紫月、同調している? 同調で鷹也の気持ちを穏やかにしたのは良いのですが、碧霧以外の人と同調するのは、よくないような気がします。
――と、思っているところに、碧霧が登場するとは!?
今、鷹也が心を決めたところでしたよね。その出鼻をくじくような登場の仕方なんですが……。
(なんか、「邪魔に入った」みたいな感じが、まずい、よくない、気がします。しかも御前衆の結界を壊しちゃっているし)
味方の登場が、こんなに不安に感じるなんて、なんで――?
作者からの返信
鷹也は長柄を本当に慕っていて、そして憧れていました。それがこんなことになって、しかも始末者として指名をされて。戸惑いながら追いかけて来てました。
女宮司さん、兵衛ともつながりのある人間なので、鷹也こともよく知っています。
彼女の言葉だけでもきっと支えられたと思いますが、まさかの同調二回目。どうにも鷹也とは同調しやすいようです。(ただでされ流されやすいのに、ご指摘のとおりよくない気がする……)
碧霧、派手に登場しました! てか、せっかく結んだ御前衆の結界を壊しての登場です。(ちょっと迷惑……)
>味方の登場が、こんなに不安に感じるなんて、なんで――?
いや、だって、ほら。タイトルが「乱れ入る」ですから! ほんでもって小章タイトルは「近づく二人」ですから!!
長柄の話し方を見ていると、なんというか、洗脳を仕掛ける人の話し方を連想しました。
「あなたを慕っている」という気持ちの隙間にするっと入ってきて、じわじわとこじ開ける、みたいな。(鷹也の言うことを相手にしない、という状況なので、そういうつもりではないのでしょうが)
だから、大きなアクションがない場面でも、ぎりぎりと緊張します。
紫月ちゃんのおかげで、気持ちが固まってよかったです。
で、碧霧参上!
ぱっと見かっこよさげな登場のしかたですが、え、あれ、結界? 大丈夫かな!?
作者からの返信
長柄、人の心の隙間をついてきます。鷹也が自分を慕っていることも十分自覚しています。
やな男だなあ💦
絡めとられていくような感じが出ていたとしたら良かったです。
紫月、まさかの同調二回目ですが、おかげで鷹也の気持ちが落ち着きました。今度こそ、迷いなしです。
なのに、結界を突き破り碧霧がキタ━(゚∀゚)━!
>ぱっと見かっこよさげな登場のしかたですが、え、あれ、結界? 大丈夫かな!?
そうなのです。タイトルが、「乱れ入る」だから、いいのです!(たぶん、大丈夫じゃない気がするけど)