美玲の気遣いが嬉しいですね。
「わりとダメダメな男子にころりといきそう」という、紫月の予言(?)が気になります。
紫月がいうからには、たぶん、そうなるんじゃないかと。じゃあ、ダメダメ男子は誰!?
九歳の伊万里は、可愛らしいけれど、頑なな感じですよね。
そうそう、たしか、『九尾の花嫁』の初めの頃、こんな感じでした。
(そして、人の国に染まっていく中で、のびのびとしていくんですよね。『キュートな花嫁』とか、『母様パンツ』とか、いろいろ思い出しました!)
阿の国で現実と向き合い続け、既に覚悟を決めてしまっている碧霧と、人の国でのんびりしていた紫月では、感覚にちょっと距離がありますよね。
このことが、今後のふたりの関係で、問題になりそう……。
紫月以外は、やる気に満ちているのですが、紫月だけが置いてきぼりの感じです。
「やるぞー!」という形で終わらないのが、なんとも印象深い、第2.5話。
完結、おめでとうございます。(めでたい! と、言い切れない感じがあって、微妙なんですが)
お忙しそうです。どうか、無理はなさらず、ご自愛ください。
これから伊万里の活躍も出てくるのかなぁ? 楽しみです。
作者からの返信
美玲は姫君らしからぬ世話焼きだと思われます。(御用方気質……) 紫月の予言は果たして当たるのでしょうか?? (鋭く拾ってくれてありがとうございます!)
伊万里は「大切に育てられているが、自由ではない」と言ったところでしょうか。
伏見谷へ嫁ぐことが己の使命であると教えられ、それを一途に信じています。藤花を知っている紫月にしてみれば胸が痛みます。
今後、紫月が持ってくる雑誌(「○ップティーン」とか)の影響で多少は女の子っぽい面も見せ始めますが、その雑誌も兵衛に取り上げられちゃいますからね……。(紫月、もう少し大人受けする雑誌を選ぶべきでした)
そして碧霧と紫月の微妙な気持ちのズレ。
物理的な距離というのは、どうしても気持ち的な距離も生じてしまう訳で。
どんどん決めていく碧霧に対して、紫月は少し気持ちが追い付いていないよう。
「やるぞ!」でなぜか終われない、ある種すなさとらしい(?)第2.5話でした💦
この物語もようやく折り返し地点かな? 大きくなった伊万里もサブキャラとして出てきますよ~。
美玲さん、あいかわらずさすが!
美玲さんって、人の国の平民だったら、大企業の秘書とかでめっちゃ能力発揮しそうです。
ああ、でも、こういう人って、ダメダメ男子にころりといってしまうものなのかな……。
ま、まさかフラグじゃないですよね⁉
伊万里ちゃん、かわいいです。
でも、自由が制限されていて、抱えるものがあって。
紫月ちゃんから見たら、凄く思うところあるかもしれませんね。
だから、と、なにかしてあげたくても、それすら制限がある。
難しいですね……。
(あ、そういえば、◯ップティーン、紙の雑誌は休刊になってしまったみたい! なんの雑誌なら大人男子がOK出すかしら……)
作者からの返信
確かに、美玲は秘書とか似合ってそうです。テキパキと仕事をサポートしてくれそう。
こういう人って、わりとダメンズに引っかかるような💦 そしてこれはまさかの……、内緒です!(鋭い察知能力、あざす!)
伊万里、めっちゃ堅苦しく育ってます。いや、正しくは「育てられています」か?
なんとか女の子っぽくなって欲しくて雑誌投入なのですが、ただの耳年増のような女の子になっちゃったという……。
>◯ップティーン、紙の雑誌は休刊になってしまったみたい!
そうなんです! デジタル化してしまいましたね! 時代の波だな~って思いました。
ちなみに、兵衛がOK出す雑誌って──「THE大和撫子」なんていうタイトルの廃刊寸前みたいなの。