深芳の言葉に棘がありますね……。碧霧って、ほんと、苦労人という気がします。
しかし、その深芳(と、与平)を驚かせるとは。碧霧の育った環境は、本当に厳しかったんだなぁ……。
『碧霧さまがご不在中に月夜の里で起きたこと』の件。やはり、碧霧は勝手に納得していたようで。このまま、誤解したままなのかと焦りましたが、深芳がはっきりさせてくれて良かったです。深芳だって言いたくはなかったでしょうに……。
この先も、できれば言いたくないことが続くことが予想されますが……、……でも、前に進むために。碧霧のことも、深芳のことも応援しています。(与平の存在が、深芳を前よりもいい女にしているような気がします。余裕があって『藤恋』のころとは違う感じ?)
作者からの返信
な~んか、碧霧には厳しい深芳です。単に千紫の子ってだけじゃないところが、駄目なのかも。(碧霧が悪いわけじゃないのですが……気の毒💦)
というわけで、碧霧も対策を立てて臨んでいます。(そういうところが、また深芳の癇に障るのです。たぶん💦)
ただ、伝えなきゃいけないことはしっかり伝えます。今後の紫月と碧霧との関係にも影響を及ぼしそうなので。でも伝える時に、ほんの少しためらいがあって、与平の顔を見てしまいました。
そんな深芳ですが、『藤恋』の頃より女っぷりは上がりました! あの頃は、まだか弱さがあったというか……。母親になって多少は図太くなりましたし、やはり与平の存在が大きいです!
次、碧霧と深芳の攻防が続きます!
あの件について、碧霧の誤解が解けてよかったです。
(このときの碧霧の感情の揺れの描写、リアルです)
深芳さんが碧霧の誤解に気づかず、碧霧が突っ走ってしまったらどうしよう、と思っていました。
碧霧、話の進め方が知的ですね。さすがです。
地頭は勿論いいんでしょうが、とにかくいろんな人にいろいろ揉まれてきたからこうなった、というのが大きいのかなあと思いました。
そして、さらに切り込んでいくのかな……!
作者からの返信
深芳が、碧霧の誤解をしっかり訂正してくれました。今さら詳細を伝える必要はないけれど、この点だけはハッキリさせておくべきという彼女の判断です。(実際に、あの夜に落山の屋敷で起こった具体的なことは紫月と深芳、そして与平以外知らないですし)
やはり碧霧は、ほっとしました。とても利己的ではありますが、それが素直な気持ちだったかなと。ただ、彼の場合は、そういう自分を嫌というほど分かってます。それも含めて碧霧です。
深芳と与平は、一つも二つも上手な存在なので、ちゃんとシュミレーションしてきました!(一応、万全の体制で臨んでいるはず)
次、さらに切り込みつつ、碧霧と深芳の攻防が続きます!