『藤の花恋』を読んだ記憶が新しいと、月詞は珍しいものとは感じられないのですが、あの謀反のときに歌い手はみんな殺されてしまったんですよね。だから、まるで禁じられた魔術かなにかのような、この扱いなんですね。
月詞は、紫月の見せ場とも言えるはずなのに、もどかしい……!
そして、与平さんは厳しいですが、「あとは、若い二人で」と言っているように聞こえなくもない……?
作者からの返信
月夜の変では、紫月のような真の歌い手とも言えないレベルの鬼も殺されていますので、今の御座所で月詞の話はタブーです。歌っちゃダメなやつ💦
与平は、二人が肝心なところをちゃんと話し合っていないという状況もちゃんと見抜いています。で、お節介。
新婚夫婦に「ちゃんと向き合わないとダメだぞ」って言っているオヤジみたいな?
いやいや、夫婦じゃないのだけれど。
月詞のことで大事な話をしている。
碧霧と紫月ちゃんの話し合いが少なくてすれ違っているのも気になる。
でも、でも、与平からにじみだす渋カッコいいオーラに気を取られてしまうのです……!
作者からの返信
与平、渋カッコいいです? もう、作者のひいき度合いが違いますから!
ちゃんと話し合わずにここまで来たので、いったん二人でおしゃべりタイムです。
紫月は自分の預かり知らないところで、自分の存在が一人歩きしているようで気に入らないんですよね~。