応援コメント

第56話(下)夢の終わり、全てを零に」への応援コメント

  • アディが生きていて良かったです!なんせ突然死んでしまったように見えましたから、逆にやけにリアルでした。

    そして、ロベールも生きていたとは!?さらにはアルノーももしかしたら復活するかもしれんのですよね。

    それはそうと、話が本当に壮大ですね。各人物の深みが本当に面白い。

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    アディ、生かされておりました。
    無銘の学舎的には、ドライに徹すれば殺した方がリスクを抑えられるのでしょうが。
    そのあたり、色々な思惑や感情と差し引きされて、国外に送り出されることとなりました。

    ロベールについては、作中で何度かではきた「ベルサが回収した漂着物」がまさしくそれでした。
    出歩くのは杖が必要で、仮面で隠していますが顔には火傷の痕が残ったりしてます。
    宰相時代ほどの影響力は失っていますが、それを抜いて余りある実務能力を持つので、そこを抜擢された感じです。

    お話はこの後は、リデフォールを離れ別の地域で続いていく予定で、まだまだ道半ばといったところでしょうか。
    書きたいエピソードはまだまだいっぱいあったりします。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

  • かつての怪物たちは生きていたにしてもリデフォールの立て直しはとても出来はしないでしょうね。
    とはいえ、あの宰相たちがこれからも物語に駆らんでくるとなると最早リデフォールの騒動という括りで終わることは断じてないレベルの厄災が起きそうです。

    作者からの返信

    焔コブラ様、コメントありがとうございます!

    宰相ロベールが正式復活、でも仰る通り、時すでに遅しなのです。
    ロベールが目覚めて動き回れるようになったのは実はここ二、三年の話なのですが、その隙に別の開発・研究系組織が実権を掌握(尚且つ放棄)してしまいました。
    ロベールはその有用性を認められて、「無銘の学舎」側に迎えられていたクチだったりします。
    今後は彼も、わりかし自由に動けることになっているのですが……。
    彼も学舎の計画を知っている一人でして、それ故にやはり色々と制限がかかってしまいます。

    ご推察頂いた通り、物語はリデフォールから北の大陸へと移っていきます。
    とはいえリデフォール王国の顛末としては、まだもう少し続きのお話があったりするのですが。

    そして、今話で二章の終わりというところでして、ここまでお付き合い頂き、誠にありがとうございます。
    長い物語にも関わらず、節目回までご高覧頂いて、作者として望外の喜びでございますm(_ _)m。

    編集済
  • なんと彼女だけではなく宰相閣下も生きていた……だと……??

    いえ、アディさんはきっと生きていると疑っていなかったのですが、何度なく惜しんでいたかの人の死がまさかまさかの!

    となると、アルノー氏。いやいや彼に至っては地獄行きとか言われてましたしね(苦笑)

    しかしその裏で驚愕だったのがティトさんの暗殺。えっ?えっ?何が起きているの??な状態ですが、ひとまずここで二章が終わりとのことで。
    今後のストーリーもたのしみにしております!

    作者からの返信

    朝倉様、コメントありがとうございます!

    宰相ロベール、生きておりました。
    虫の息で海を漂う中、エルに風術で回収され、ベルサの土術(土人形での偽装)が加わり、その後も死の淵を漂いながらも生還しました。
    アルノーのスペックなら気付くことも出来たはずですが、相打ち同然の決闘だったためアルノーも虫の息で、気付けませんでした。
    色々な要素が絡み合って、何とかと言ったところでしょうか。
    作中出てくる「ベルサが拾ってネコババした漂着物」は、そのものズバリ、ロベールのことです。

    アルノーについては、エルやベルサなど、色々な人が言及した通り、確かに死んだのですが……。
    今回明らかになった通り、遺体は何者かのとある思惑のもと、ちょっと複雑な状況にあったりします。

    ティトの暗殺事件、実は結構なターニングポイントになっていて、これを機に「無銘の学舎」側は一丸となって、とある目的に奔走しています。
    諸事情あって、お話の中ではスラっと済ませているのですが。
    ……とはいえ、この事件前後のお話だけは、もう少し描写しても良かったかもしれませぬ。
    ただ間違いなく、後々フォーカスされるお話になると思います。

    そして本作品、二章がこれにて終了です。
    朝倉様には、拙作が鳴かず飛ばずの頃から目をかけて頂いて、感謝してもしきれない思いです。
    頂いたコメントの数々が、執筆の原動力となりました。
    朝倉様の作品にも引き続きお邪魔させて頂きますので、その際はどうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m。

    編集済
  • こんにちは。

    アディさん、生きてたー!
    もう無理だ、と思っていました。
    アーネさんは、わざとアディさんを逃がしたようですね。

    そして、国の中枢を失ったリデフォール。このまま国としては瓦解していくのでしょうね……。

    作者からの返信

    加須 千花様、コメントありがとうございます!

    アディ、一話であっさり生存確認してしまいました。
    実は今後のアディは、女王という枠に収まらない大役があったりしまして。
    あまり長く死んでいられても(?)困ることになると言いましょうか、実は初期案では、暫く生死不明で通そうともしたのですが、次回の出番の状況等を考え、早々に蘇って貰いました。
    生きていられたのは、色んな思惑、色んな感情が交差した結果ですね。
    彼女がこれまでの人生で成し遂げたことが、ちゃんと彼女を生かしました。
    誠実に生きるって大事です。

    リデフォールは滅びの流れに乗ってしまいました。
    当分は、謎の老仮面紳士が誤魔化し誤魔化し存続させるのですが……。
    物語としての舞台が移るものの、リデフォール王国の顛末については、しっかり書き上げる予定です。

    という訳で、本作二章はこれにて幕引きです。
    ここまでお付き合い頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。
    物語としてはまだまだ続いていきますので、お手隙の時などあれば、またお手に取って頂ければ幸いでございますm(_ _)m。

  • コメント失礼します。
    アディさん生存してたー!よかったー!
    例えいばらの道しかなくても、女王ではなくアディとして新たな道を進んでほしいです。そしていつか第三者視点でリデフォール王国をみてほしいものです。
    宰相さん生きてたのですか!?
    でもすぐに顔を出さなかったのは、トップが変わったので国の行く末をみていたということなんでしょうね。でも内部が腐りきってしまっていてついに匙を投げてしまった。
    混乱に乗じてアディさん奪還を行ったのは、リデフォール王国からみれば彼女に価値があるのでしょうね。でもアディさんの強さに希望をもてたとかだったらいいな。一生懸命でしたから。その頑張りが誰かの目に留まることもあったはず……はず……。
    ちょっとまってください。ティトさんが暗殺……え?
    烈火のごとく一網打尽だったので、なにかあったのかもとは思っていたんですが。え? え?
    ここへ来てアルノーさんの遺体紛失問題が浮き彫りに。
    誰かが利用したということでしょうか。アルノーさんはいろんな活用方法がありますね。すごい。
    これはアディさんのように生存可能性もでてくるかもと期待しつつ、やっぱりダメですかと打ちひしがれる心の準備をしておきます。
    沢山情報があって色々な感想が浮かんでしまい、まとめようとしましたが支離滅裂になりました、すいません。
    次回も楽しみにしています。

    作者からの返信


    森羅秋様、コメントありがとうございます!

    アディ、何とか生きてました。
    色んな思惑が絡んだ結果の生存でした。
    でも生存ルートを残せたのは、彼女の人柄と、培った友情が僅かながら影響しています。
    地味な存在、庇護対象といった印象のある彼女ですが、ここからは彼女の地力が問われていくと思います。

    宰相も、実は生きてました。
    ちょくちょく出てきた「ベルサが内戦時、エルに回収して貰った漂流物」が、実はまんま彼を指し示していました。
    以前ベルサが、日常回でデュオとエクトルに披露してたのですが、彼女は土術で精巧な人形を作れますので、それを活用した形です。
    ちなみに、アーネ勢力に身柄が渡されたのも、そのタイミングだったりします。

    アディを救おうとした理由についてですが、実は「無銘の学舎」サイドとは一切示し合わせることなく、その上で利害が一致した結果です。
    計画の保険、国家存亡の保険だったりするのですが、その保険にアディが選ばれた理由こそが、彼女の人柄が影響していたり、といった感じです。
    アディはこの後、本当に頑張ります。

    そしてティトの暗殺ですが、これこそ二章で、彼女の出番が多かった理由だったりします。
    学舎の中核を為す道場組に、激震が走った事件で、これによってトリスタンやベンといった学舎内の穏健派もブチ切れ、国取りに舵取りしていった訳ですが……。
    これに関しては、実は滅茶苦茶裏があります。
    大体、筆頭殿が悪いのですが。

    アルノーの遺体騒動、これも実は結構、物語根幹に関わる話題でして。
    これについては他のキャラではなく、敢えて仮面の老紳士に言及させる必要があったりしました。
    思わせ振りに描いて申し訳ないのですが、当分引っ張る話題になると思います。

    というわけで二章終了、新たな舞台で三章開幕となるのですが、沢山のコメントを頂いてしまい、励みにさせて頂いておりますm(_ _)m。
    ここまでお付き合い頂き、本当に本当にありがとうございました!

    編集済
  • その首討たれたはずの男が、ここで。
    しかしそれすらも「彼女」の計算の内。
    国亡き女王は、その彷徨の末に、何を得られるのでしょうか。
    全てが意味深で、いろいろと暗示的で、とても面白いです。

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    四谷軒様、コメントありがとうございます!

    首が討たれたはずの方ですが、物語中で何度か出てきた「ベルサが内乱で拾った漂流物」がまさしくそれでした。
    彼女が当時、工作だなんだで忙しかった理由でもあるのですが、遺体の偽装自体は特技の土術(パペットシアター)で偽物作って誤魔化しました。
    アルノー、疲れてなければ首の出血や死相から、偽装に気付いたかもですが。

    アディが生かされた理由は後々判明しますが、一言で言うと保険でしょうか。
    保険に選ばれたこと自体は、情も多分に含まれていると思います。

    意味深なことばっかり書いてる割には本質的なことには触れられてないので、ちょっと鬱陶しい文体になっちゃたかなあとも反省中です……。
    ここぞとばかりに、伏線ばら撒いておこうとしたらこんなことに。
    でも暗示的といって頂けて、嬉しいです。

    ここまでお付き合い頂きありがとうございます。
    長い作品となっておりますが、お読みくださる方々がいらっしゃって、大変励みにさせて頂いておりますm(_ _)m。

  • やはりこの国は詰んでて武力で覆すしかなかったのでしょうか。アディを見逃した事といい、統治する訳でもなく国外へ行く事といい、思惑がまだ読み切れません。
    宰相がここに来て輝くのがまた面白いですね。
    今後の展開がどうなるか分からなくて続きが気になります。

    作者からの返信

    右中桂示様、コメントありがとうございます!

    王宮に蔓延る特権階級の打倒のため、強硬策に出た「無銘の学舎」ですが、リデフォールに対して実はかなり底意地の悪い計画を立てています。
    権力を奪取することなく出国したり、謎の仮面の男を残すのもその一環なのですが、回収するのは四〜五章と言ったところでしょうか……。
    先になりそうで、すみません。

    アディについては、一言で言うと学舎側の保険でしょうか。
    遠からず、一人ソロンに旅立ったアディの動きも描かれると思います。

    ここまでお付き合い頂き、誠にありがとうございます。
    長くお読み頂き、欣喜の念が絶えません。
    これからも頑張らせて頂きますm(_ _)m。

    編集済