アーネはやはり、アーネであった……と。
そして、道場生たちも道場生だった……と。
鬱モードでしたが、やっぱりこの人たちはこうでないと!
……でも、それすらもエルの思惑どおりなんでしょうか。
いや、そうではなく、それすらも打破する、人の力、人の意志だと思うのですが……^^;
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
四谷軒様、コメントありがとうございます!
ここまで長い間、アーネにとっては溜めの場面でした。
アルノーの庇護を外れ、国に纏ろう問題に表立って直面し、今までは見えていなかったものが見えてきた、といった感じでしょうか。
ただ、反撃の方法は相当に派手になりそうです。
エルは、期待半分といったところでけしかけてます。
そもそもが、アーネをアルノーの後を追わせるつもりでもありましたので。
それさえも、彼本来の見たかった光景とは違うのですが……。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
数話前のレヴィーの旅立ちにもじんと来ましたが、今話もまた胸が熱くなりました。
ティトさんの思惑はまだすべて見えませんが、それはそうとして彼女なりに色々と思うところはあって、彼女なりの言葉がアーネさんをこうして動かしたのですね……。
作者からの返信
朝倉様、コメントありがとうございます!
レヴィーの旅立ちと併せて、リデフォール国内も変化の兆候が顕れます。
ティトは、作中でもアーネが言った通り、色々勘違いされやすいキャラと言いましょうか。
複雑そうな物言いをしつつ、意外とシンプルな思考をしていたりと、ある意味でディアナの対極のキャラとして配置しています。
今回のセリフも、ディアナでは言えない言葉を告げていたり、別角度でアルノーやアーネ達を見つめるキャラでした。
ティトからの引き継ぎを経て、アーネは大きく動き出します。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
編集済
コメント失礼します。
ティトさんに拍手!
あのままサヨナラなのかなと思っていましたが、最後までアルノーさんの考えを汲み取ってくれましたね!
アルノーさんって遺した物が多いんですが。選べる多さがあってちょっと待ってよ。って頭抱えてしまいました。どんだけ凄い人なんだと感じます。
アーネに喝を入れてくれるのは彼女しかいないと思っていたので、大興奮です!
最悪の予想をしていたからこそ用意されていた道。
意固地なアーネさんは拒否していたのでハラハラしましたが、ティトさんの説得?により論破!
理想を実現させるにはなりふり構ってられない。力や技やそのたもろもろ必要な物はしっかり使わないといけませんね!
仲間と共に理想を実現させることにしたアーネさん。
一緒に地獄に落ちてという言葉に覚悟の強さを感じます。
アディさん辛いですね。
大事な人達を守れなかった悔しさで泣いてしまうのも仕方ないです。
心を許せる友人たちが去ってしまい、腐敗した国の真っ只中で踏ん張っていかなければならない彼女の心労は相当なものだと思います。腐敗に飲まれず輝き続けてほしいものです。
とか思っていたらリデフォール城が燃えてますねー!
何があったのか激しく気になります!
作者からの返信
森羅秋様、コメントありがとうございます!
散々に打ちのめされていたアーネですが、ここに来てようやく発奮となりました。
実はティトとのやりとりは、当初の想定ではもっと短くまとめるつもりだったのですが。
出番のバランスや、アーネの発起の説得力を考えて、大増量となってしまいました。
ティトが今回の説得役として、容赦無くぶった斬りました。
説得役としては、(ここまでの物語上で)ぽっと出感があるのではと気になったのですが……、今回に関してはティトにしか言えないことだったので、頑張らせました。
覚悟を決めたアーネは、とても強いです。
そして容赦というものを知りません。
手段さえ選ばなければ、何だって成し遂げられる土壌を、アルノーが残していきましたので。
なので、二章で最大の外れくじを引くのはアディですかね……。
望まぬ立場に立たされて、仲間もいない状況に陥り、貴族や官僚がガンガン包囲を狭めてきます。
この物語の実質的なヒロインと言っても過言では無いかもしれません。
燃えるお城は、アーネとアディの象徴みたいなことになってます。
とはいえ比喩でも何でも無く、しっかり燃えているのですけれど。
今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。
こんばんは、濱丸様。コメント失礼致します。
前話ではリヴァイアサン改めレヴィーの、そしてこのお話ではアーネ達の門出が書かれていて、ここからまた新たな物語が始まるのだなと深く感じます。
看板娘さん、間者だったのかと驚きました…!
アルノーにそれぞれ感じる所のあるアーネとティト、この二人のやり取りを読ませて頂けて感激です。
二人の会話を通じ、アルノーのことに関しては表裏一体のような存在だなと感じました。
彼女と話すことで霧が晴れたアーネ、道場を去って行く彼女達の背中に覚悟、強い決意が見えました。
『あたしと一緒に、地獄に落ちて』。道場メンバーを決して巻き込もうとはしなかったアルノーと、『みんなで』世界を変えようとするアーネ。
この後に続く『巨大な炎が、リデフォール城を包んでいった』…今後の展開にハラハラしつつ、引き続き楽しみにしております…!
作者からの返信
月白輪廻様、コメントありがとうございます!
風雲急を告げる二章クライマックスでございました!
ここまでのリデフォールの物語にカタを付けつつ、次なる舞台を思わせる展開となってます。
看板娘のエリシャさん、本格登場は三章になる予定でしたが、我慢できずに二章で顔出しです。
元々ベルサが、本国では超VIP待遇でして、彼女の世話役も兼ねてリデフォールには間諜としてやって来ておりました。
実はベルサの諜報能力は、エリシャ仕込みだったりするのです。
ティトについては、次の出番を考えたら、彼女のアルノー評を書いてる暇が無いかもと思い立ち、今回想定以上に詰めました。
彼女の立ち位置はアルノー陣営の中でも独特で、彼女でないと語れないことも沢山あったので……。
アーネが自ら決起する想定ではあったのですが、ティトに最後のプッシュをして貰う方が自然かなと、その辺の修正をしてみました。
覚悟を決めたアーネは、超常の力を持ち合わせてない分、出来ること出来ない事をはっきり分かってます。
アルノーが門下生を巻き込みたく無かったことも悟りつつ、それでも一人では何も成し遂げられないと判断し、皆を巻き込みました。
次回はその狼煙とでも言うべきか、所信表明の如く、容赦の無い展開を予定しています。
今回もご高覧頂きまして、誠にありがとうございましたm(_ _)m。
何というか…こう…凄かったです。
前から感じていたことではありますが、本作は、こう…『戦記』であるな、と。
一章で振りまいたものを拾って集めて積んで、そのひとつひとつをあるべき場所に積んだうえで次の物語への礎としたような。そんな話だったな――と、感じます。
先行きが不穏しかありませんけれど!!!
リヴァイアサンも新たな名前を経て、リデフォールから外の世界へと旅立ってしまった訳で、こちらの物語がアーネ達の先行きとどのように絡んでゆくかも気になるところです。
作者からの返信
遠野例様、コメントありがとうございます!
な、なんと嬉しいお褒めの言葉を。
嬉し過ぎて文面を噛み締めまくった挙げ句、既読状態なのにお返事が遅くなってしまいました。
誠にすみませんorz。
お言葉の通り、この展開を書くに至って、一章の頃からあちこちに仕掛けを施して参りました。
それは伏線とも言えない程度の些細な出来事や言動だったりするのですが、二章クライマックス(今回ラスト〜次回)で漏れなく昇華させるような、そんな構成を心掛けたつもりですので、今回頂いたコメントはそれが報われる想いです。
先行き不安については……、敢えて分かりやすくそういう煽りを残しました。
次回はそのくらい、割と直球な展開が予定されています。
ひと足先にリデフォールを旅立ったリヴァイアサンことレヴィーですが、今後は彼とアーネ、w主人公的に物語が広がって行く予定です。
今回もご高覧頂きまして、誠にありがとうございましたm(_ _)m。
こんばんは。
とうとう、アーネさんは騎士をやめさせられてしまいましたか……。
アーネさんが、仲間に声がけをしたのは、「あたしと一緒に地獄におちて」なんですね……。
アーネさん達はどこへ向かうのか。
そして、大火とは、いったい何が起こったのかしら??
作者からの返信
加須 千花様、コメントありがとうございます!
アーネは騎士を辞しました。
圧力に屈したこともありますが、今後やりたいことを考えると、王宮とは距離を置いた方が良いという判断もありました。
そのやりたいことの一端が、魔石技術の研究でありまして。
そして覚悟を決めたアーネは、もう容赦しません。
いずれ事業が上向きになったら、王宮がちょっかい出してくるのも目に見えてますので……。
次話で、数年後の城で何が起きたのか、ハッキリと語られることになると思います。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
あらゆるものに絡めとられて、身動き出来ないかに見えたアーネでしたが、アルノーのものを奪う覚悟を以て進み出せたのは良かったです。
実際には、それほど単純でもないのでしょうけど。
でも、自ら目を逸らしていた本音に向き合い、一つの目的を定められたのは、一つ強くなった証拠なのかな、と思いました。
ラストに見えた火災の正体が何なのか、不穏なものを感じてしまいますが、さて……?
作者からの返信
海雀様、コメントありがとうございます!
アルノーの想いを知り、特権階級の我欲と虚栄心に振り回されて。
このままではいけないと、アーネは覚悟を決めました。
悩みまくりの葛藤しまくり、そこに背中を押され、ようやくではあります。
彼女の優しい情緒と、クレバーに先を見通す頭脳が、渾然一体になった瞬間でもあります。
穏やかで正しい世界を、望んでいたのですけれども……。
ラストの炎は、ある意味でそんなアーネの決意の表れかもしれません。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
王宮で大鉈を振るうことはなかったようですが、違う形で何かを成そうと決めたようで一安心です。あれをあのまま放置なんてことになったらそれこそ国が終わってしまいます。
最後の一文は研究、あるいは腐敗と大いに関係していそうで気になるところです。
作者からの返信
焔コブラ様、コメントありがとうございます!
アーネは騎士は辞することになりましたが、譲り受けた資産を元に、研究所を開きました。
ラストは数年が経過した状態です。
王宮や貴族院については、アーネ達の新たな目標の邪魔になるため、積極的な排除を進めます。
次回で、火災の真相が明らかになるのですが……。
上記の計画が実行されており、かなり派手なことになりました。
今回もご高覧いただき、ありがとうございましたm(_ _)m。
アルノーから色んなものを受け継いで、覚悟を決めて、ようやく反撃でしょうか。アーネの言葉が格好いいです。
しかしなかなか物騒な単語が多くて怖いですね。
作者からの返信
右中桂示様、コメントありがとうございます!
財産、技術、門下生達、そして理想を受け継ぎ、アーネが確固たる決意を固める回でした。
義理だとか資格だとかけじめだとか、悪い意味で彼女を縛っていたものが、今回ようやく解かれたと申しましょうか。
……うん、まあ、怖いこと言ってますね。
色んな覚悟、決めちゃいましたし。
そもそもアーネは、アルノーが絡まなければ人に甘えないし、アルノー以上のリアリストではあったのです。
一章ではアルノー抜きで、攻城戦を成功させていますし。
二章も残り少ないのですが、ここからはある意味でおっかないアーネがお見せできると思います。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
編集済
アルノーを思うにつれ、アーネには、一体なにをしたかったのか? そんなややもすれば、なんともやり切れなさを感じ、私自身とは、決して相容れない思考の存在である彼女への、アルノーや周囲からの彼女への思いやりも、過ぎたるもの…。そんな暗い感情を持って、彼女を見つめていましたが、それもこの先に繋がる重要な部分で、きっと予想もつかない重厚なストーリー展開が広がってゆく予感と、物語の深さと鮮やかさに、いつも胸を打たれます。
作者からの返信
相ヶ瀬モネ様、コメントありがとうございます!
返信が遅れてしまい申し訳ありません。
色々と貴重なご意見を頂けて、書く側としても色々と考えさせられる思いです。
アーネが何を思い、何をしようとしているのか。
これは今後の展開に、深く絡んでくるとこでして。
これからのアーネは、それまでの自分を否定しながら生きていきます。
その経緯はこれまでの流れの中で書いてきたつもりで、でも目的や心情は敢えて書いてません。
書くのはかなり先になりますし、彼女に共感できない読者の方には、辛い思いをさせてしまうかもしれません。
それについては申し訳なくなる思いでいっぱいです。
アーネは特に、個性や設定や展開について、今後も含めてガチガチに固めたキャラで、しかもw主人公的立ち位置で進むので……。
彼女の狙いについては、構成を弄れない部分もありまして。
なので彼女の真意については、ちゃんと考えていて、半端なことでは終わらせないことは、約束できると思います。
まだまだお話は続きますし、気の長い話ではあるのですが。
気が向いた時にでも、また続きについてお手に取って頂ければ幸いです。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(__)m。