三題噺.101:自然、ハンバーガー、T

逢魔が時の帰り道で、

いる筈のない奴に出遇った。

ピクルスみたく除け者の奴が、

飛び降りた日の丁しゃつを着て、

下校する時のように自然に、

こちらへ歩いて俺を刺した。

背広の下から赤が広がる。

逢魔が時の帰り道に。

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