　こんにちは。

　いやー、肝が冷えました。

　と言うのも昨晩、日課のコレを書き上げてリビングに戻りぼんやりしていると、寝たはずの弟がやって来て熱があると言うのです。

　この時期に熱ですよ……。コロナを疑ってしまうのは仕方がない事です。

　しかも弟は国内で二番目に陽性者の多い都市に毎日行っているので。とりあえず深夜ですからね。本人も熱があってしんどいだけっぽくて。咳も無い。喉も痛くない。倦怠感も無い。ただただ、熱で喉が渇いて起きて来たようでした。

　その時は「へぇ～」と言って私もすぐに寝ました。

　今朝になっても熱は下がっていなくて、仕事は休んで一日中寝ていたようです。

　いや、病院行ってよ……と思うけれど。でも本人もコロナでは無い感覚があったんでしょうね。というのも、ここ最近家にいる事なんて殆ど無いくらい動き詰めで、毎日遠方まで行っているのに、帰ってからスタジオへ行ったりライブをしたり。五月の中頃から生活のパターンもガラリと変わってしまって、負担の大きな生活から二カ月。そんな毎日だったので、実際の所倒れてもおかしくない状態でした。

　という事で、多分熱の原因は疲労です。

　一日寝たら微熱になり、夕食も家族の誰よりも食べていました。食後に頂き物のマンゴーがあったから食べるか聞いたら、断らなかった位ですからね。……全て一応隔離して、別々の部屋での食事ですが。

　でもそんなの本当の所は分からない。夕方までは特に分からなかった。熱がいつ下がるかもわからないし、急に咳が出だすかもしれない。家族は戦々恐々ですよ。

　このように火の粉がかかってみてわかったのは、家庭内感染は絶対に防げないという事です。だって症状が出る前に感染してしまっているから。テレビでもＳＮＳでも口が酸っぱくなるぼど言われている事ですが、どこか他人ごとのように感じていたのかもしれない。分かっていてももう一度調べてしまいましたからね。本当の所はどうなの？と。

　感染から発症まで潜伏期間は最短で三日らしいのです。ウイルスのバージョンや免疫の状態で五日だったり十日くらいの人もいるみたいで。そして発症の数日前から感染が始まる。発症日が一番感染力が高いらしいのですが、そこがピークという事は、病気が分かるのはある程度ばら撒いた後ですよ。

　家族全員分のトイレやお風呂がある訳ないし。冷蔵庫もある訳ないし。みんな共同で使っていますからね。タオルなどを分けるくらいしかどうしようもない。家庭内での黙食は現実的ではないし。

　一人が感染したら、軒並みに家族が感染すると思ってほぼ間違いないでしょうね……

　あれだけ混雑していた祇園祭に行って私は何事も無かったので、対策さえしていたらそれなり（・・・・）に安全なのだとホッとしていたのですが、それは外での話でした。

　今日はコロナ関係の話をよく耳にする日で、知り合いは先週、子供が濃厚接触者になったので在宅勤務だったらしい。また違う知り合いは、週末のライブが三人やられてしまい無くなったらしい。先日もボーカルがライブに出られなくなってインストをしたという話も聞いたし。またコロナが身近な話題になってしまったんだなぁと実感します。

　ほんと、外での対策は出来ても一歩生活スペースに入ってしまうと防ぎようがない。

　重症化するケースも少なくなって弱毒化してきているとは言うけれど、それでも命を落としている人もいるし。それが自分の家族や知り合いに当てはまらないなんて保証はゼロなわけで。あー、感染したら無性にアイスクリームが食べたくなるくらいの症状になってくれないかなぁ～

　とりあえず弟の様子は経過観察ですね……。大丈夫だとは思うけれど、それでも用心に越したことは無いですからね。

　皆さんもご自愛ください。