189 感じ方

 こんにちは。


 えっと、昨日の三隣亡話で書いていた今年の三隣亡は四月では無くて三月でしたね。チューリップの造花を買ったので四月だと勘違いしてました。


 ふと思い出したのですが。

 昨日、私になりに頑張ったネイルが思いもよらず一緒にご飯を食べたメンバーに指摘され褒められてびっくりしました。やっと、日の目を見たわ~と。出不精なもので。

 女子は指先を気にしているんですね……。すごいなぁ。有り難い。褒めていただけて。そしてなぜか毎回、塗り方を褒めてもらえるのだけど……そしてそういう時、私は毎回同じことを言うのだけれど。

 私も一般的なネイルだと多分上手に塗れないのです。でもこれが胡粉ネイルだとびっくりするほど塗りやすくて上手に塗れるんです。一度やってみてほしい。多分、粘度と表面張力の度合いが丁度いいんじゃないかなぁと思うのですが。あと乾いた後、端っこがスッと爪と一体化するように厚みがフェールドアウトしてくれる気がします。だから普段塗らない様な素人がやっても上手に見える。

 けっして私は胡粉ネイルの回し者では無いのですが、気になった方は一度試してみてください。


 ……でも実際、そんな説明なんて要らなくて「ありがとう!」だけでいいんだろうな、と。


 このように、私は多分感覚がずれているんだなぁと思う事がよくあるのだけど、今日もそう言う事があった。


 残念ながら今日、元総理がお亡くなりになりましたね。

 ちょっと話がずれてしまうのだけれど、先日も某有名漫画家さんが南の海でお亡くなりになられたそうで。

 まず有名漫画家さんの訃報について外国の反応がネット系のニュースで聞こえて来たのだけれど、お隣の国は日本への憎悪が増す期間と合致しているらしく「日本人の死を悼むもんじゃない」という意見もあるのだとか。もちろん「分別を付けるべきだ」という意見もあるそうで。それを見て昨日の夜に、世界中の人たちが親しんで愛する文化が相互的に馴染んで、後者のような意見で埋め尽くされたらいいのにな、と昨晩、そのニュースを読みながら考えていました。

 確かに直接的に自分が被害を被った加害者本人や、悪政で沢山の人を苦しめた政治家や軍人、大量殺人などの凶悪な犯罪者の死を悼むことが出来ないのは、人間だからあると思います。でも平和的な文化や技術や考えに貢献して名前が知られるようなった人に関しては、国籍も人種も生まれも関係が無い。

 そう思っていた矢先の、政治家の訃報でした。

 これにも同じような意見があるようですが……国内でも。しかし人が一人亡くなって悼まないわけがない。人は色んな面があるし、正義にも多面性がある。ほんと、人が亡くなるって、とても大きな事です。その人が存在しないという事の大きさをこの先、色んな人が感じるのでしょう。


 話は戻しますが、今回の事件について「近所だからショック」「いつも乗っている電車だから怖い」「犯人も電車で移動していたから怖い」という意見が多方面から聞こえて来て。

 でも私はその辺りは全然怖くないのです。だって今回の犯人はターゲットが決まっていて、その目的を果たす為に他のトラブルは絶対に起こさない種類の犯人だから。

 私が怖いのは、無差別テロを起こす無敵の人と、犯罪を繰り返すことがやめられない人。だから今回のような事件が起こった土地やゆかりの場所よりも、動物の死骸や故意的に傷つけられた動物が頻繁に見つかる地域が怖い。

 つまり私の場合は、自分や身近な人たちや動物がターゲットになっているかどうかが恐怖を感じる条件で、自分たちが犯人の眼中にない場合は電車で隣に座っていても怖くないという事です。だから変な話ですが、無敵の人は誰かの模倣や刺激を受けてスイッチが入りそうだし、動物虐待の場合は、その地域の環境も関係しているかもしれないので、犯人が捕まった後も怖いです。

 でも世間的には、例えリアルにかかわっている訳ではなく「想像の段階」であったとしても、自分がターゲットに入っていない状態で恐怖を感じる人がいるんだなぁと。実はそっちの方が大多数なのか、と感じたのでやっぱりずれているんだろうなと思ったのです。


 そういう事を知る事も勉強ですね。考え方のや感じ方の相違を知ることは大切なの事だと日々感じます。


 

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