止まってた心の時計を動かす物語

おそらく、悪く言えば自己主張出来ないタイプの穏やかなおじさん「山岸遥」が異世界に来て、仲間達をはじめ色々な出逢いを重ねながら、その心を成長させていく優しい物語。最初に仲間になるアルベルト・コリン・モンタナとの関係がホントに暖かくて、何度も泣きそうに、いや、実際に涙零れた。新たな仲間を迎えながらも、その雰囲気を失わないままあちこちへと冒険していく姿に物語に引き込まれ、心を掴んで離さない。まだまだ旅の途中、謎も一杯。ハルカとその仲間達がこれからどんな冒険を見せてくれるのか、楽しみが募るばかりだ。

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