第21話 ムーミン

 私、大人になるまでムーミンはカバだと思っていました。本当はムーミン谷の住人は人のカタチをしている人も含めて、みんな妖精なのだそうです。


 19話でお話した、日曜日の夜19時30分からのカルピスまんが劇場、1作目はムーミンだったそうです。オープニングテーマが終わった後、今日のお話のタイトルが出るところが私は好きです。ムーミン谷の地図にタイトルが出るアレです。


 ♪チャーチャラッチャッ チャッチャッチャーー

 スッチャッ スッチャッ スッチャッチャーー♪


 この音楽が好き。今更ですが、うん十年ぶりに思い出してじわじわ来てます。


 どのキャラが好き? と言われると、スナフキンという女子は多いと思います。いつもムーミンの力になってくれるし、ギターを弾く姿がカッコいい! でも、彼の歌があんまりうまくないってご存じでしょうか? アニメの中では歌っている姿を見た記憶がありませんが、実はムーミンに初めて会った時に「おさびし山のうた(スナフキンがいつもギターで弾いている曲)」を少し歌っているのをYouTubeで見つけました。それがコチラ。すぐに歌が始まります。


 https://youtu.be/MIhHzF8urH8


 大学生の時、友人が、スナフキンの歌が面白いと言ってムーミンのレコードを聞かせてくれたのですが、そのレコードの音源を使ったと思われる動画を見つけました。


 https://youtu.be/Lk8mruynp3s


 アナタ、本当にスナフキンですか? と問いたいです(笑)。「我に語れ」から1オクターブ上で歌わないといけないのに、下で歌っています。声が出なかったのかな? 力んでる感じがかわいいです。


 ノンノンのお兄さん、スノークも個性的でおいしいキャラですよね。


「王立学習院でペンキ塗りは学ばなかった」


と言っているので、王立学習院で学んだそれなりに立派な方のようです。あの髪の毛はカツラだとはっきり言っていて、取れそうになるのを抑えているシーンもありました。私はあの独特の言葉遣いが大好き。


「なんと、すばかしい!」


 こんな感じ。


「恥ずかしい」「ハンドバック」など、一文字多いのがたまらないです。鼻歌を歌うシーンも美声でスノークらしくていいですよ。


 エンディングテーマで「スノーク家のしつけ」という歌が流れたことがあります。道を歩くときは脇見をせずにまっすぐまっすぐ歩いて……川に落ちてしまう、という、スノークらしくて笑える歌です。


 https://youtu.be/48hD33UMGJU


 ジャコウネズミさんはいつも「無駄じゃ無駄じゃ」と言ってハンモックで本を読んでいる哲学者?ですが、本物のジャコウネズミとは似ても似つかない容姿です。英語でMuskratマスクラットというのをMusk=麝香じゃこうと訳してしまったみたいです。マスクラットの画像を見ると、ジャコウネズミさんに似ています。ということで、ジャコウネズミさんはジャコウネズミではありませんでした。


「ジャコウネズミ、キャラバン行動」で検索するとかわいい画像が見られます。ネズミが嫌いな方はお気を付けください。


 最後に、ムーミン谷唯一の悪役キャラ、スティンキーもかわいいですね。ビトーンビトーンと跳びながら登場します。


 ものすごく臭いというのは覚えていたのですが、調べてみると、どんな臭いかわかりました。腐った玉子と硫黄の臭いに策略と陰謀の臭いが混ざり、この世のものとも思えない悪臭って……? こういうおいしい脇役キャラが大好きです。


✴︎


本編とは少し違いますが、近況ノートも合わせてお楽しみください。エモい画像付き!









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