324_35歳が仕事のターニングポイント #ビジネス #年齢
「アメリカの作家デール・カーネギーは『もし結婚生活が暗礁に乗り上げそうになったら、自分の伴侶の好ましい所と、夫や妻としての自分の至らない所を表にして比較してはどうか。あなたの人生の転機となるかも知れない』と申しています。人にはいい面と悪い面があります。すべてを見逃さないようにしましょう」
「やっほー、人生負け組の読者様。読まないと人生損する知識を提供する世界一の美女サクラです! 今回は『35歳が仕事のターニングポイント』のお話をしたいと思います」
「では、よろしくお願いします」
「読者様は今いくつですか?」
「アラサーですか? アラフォーですか? それとももっと年齢を重ねているのでしょうか?」
「そして、読者様は仕事が好きですか?」
「実は、ある年齢になると仕事が嫌いになることが判明しました」
「若い読者様がもしかしたら今後、仕事が嫌になる時期が訪れるかもしれません。その時のために今から心の準備を始めましょう」
「ある年齢を過ぎた読者様は、もう諦めてください。仕事が嫌になったのは、『あの年齢に達したからだったんだ』と納得するほかありません」
「ということで今回は仕事と年齢の関係について、お話ししようと思います」
「参考にするのは、イギリスの人材派遣会社ロバート・ハーフが行った調査です。ロバート・ハーフは世界中に300を越える事務所を持つ、大企業です」
「そんな人材派遣会社が従業員2000人を対象に、職場で何が幸福度に影響を与えるのか調査を行ってくれました」
「調査を行ったことで、人は何歳になると仕事が嫌になるのかが判明しました」
「さて、読者様は何歳になると仕事が嫌になると思いますか?」
「仕事に慣れて、後輩の指導をする頃でしょうか?」
「昇進して、上からの無茶な命令と下からの突き上げの板挟みになっている頃でしょうか?」
「それとも、子育ても一段落して、会社でも重要なポジションを任されている頃でしょうか?」
「一体、人はいつ頃仕事が嫌になるのでしょうか?」
「調査の結果、人が仕事を嫌になるのは…………35歳頃と判明しました!」
「30代前半の読者様、気を付けてください。そろそろ仕事が嫌になっている頃ですよ」
「35歳以上の人が仕事にストレスを抱えれている割合は34%です」
「およそ、3人に1人が仕事が嫌で嫌で仕方なかったのです」
「34歳以下で仕事にストレスを抱えている割合が25%でした。4人に1人の割合です」
「比べてみると、若者のほうが仕事のストレスを感じていないことが明らかです」
「やはり30代になると、会社での地位も上がっています。上司からの命令と、部下からの突き上げが厳しいのでしょう」
「世間でも中間管理職はしんどいイメージを持たれています。現実でも中間管理職はしんどいことが多いのだと思います」
「そのため、35歳から仕事が嫌になる人が多いのだと思います」
「ちなみに、35歳になると会社への不満も増えることが判明しています」
「34歳以下が会社に不満を持っている割合は8%でした。ほとんどの若者が会社に不満を持っていませんでした」
「この会社はなんて素晴らしいんだ、と目を爛々と輝かせているのでしょう。若いですねぇ」
「まあ、単純に世間を知らないということもあるのでしょう。他社と比べることがなければ、いい会社か悪い会社か判断するのは難しいです」
「転職をすることで見えてくる景色もあるのでしょう」
「そして、35歳以上だと16%の人が会社に不満を持っていました。若者の2倍の人が会社に不満を持っています」
「そして、55歳以上の人も17%が会社に不満を持っていました」
「察するに、お金のために我慢して仕事をしている人がたくさんいる、ということです」
「残念ながら、好きなことを仕事にできるのは極一部の人だけのようです」
「これで終わりではありません。35歳になると、仕事とプライベートのバランス、いわゆるワーク・ライフ・バランスに不満を持つ人も増えます」
「35歳以上の人は12%がワーク・ライフ・バランスに不満を持っていました」
「さらに、55歳以上になると、この割合は17%まで上昇します」
「プライベートを犠牲にして、会社のために働いている人がたくさんいるみたいです」
「結婚して、子供が生まれていれば、時間やお金がたくさんかかります。そこの折り合いがつかなければ、不満になることは間違いありません」
「いやはや、35歳になりたくないですねぇ」
「しかも、35歳の苦難はまだまだあります」
「35歳になると会社で過小評価されている、と思うようになります」
「35歳以上の25%、55歳以上の28%が会社で不当に過小評価されている、と不満を抱いていました」
「ちゃんと仕事をこなしているのに、評価されないのってつらいですよね」
「若者で過小評価されていると思っている割合は15%です。上司から言われた仕事をこなしている時は、過小評価されているなんて思わないのでしょう」
「ここまで、散々な35歳ですが、悪いことばかりではありません。ちゃんと、いい所もあります」
「それは、自分らしさ、です」
「35歳以上の人は職場で自分らしく仕事ができていると答える割合が最も高く、68%でした」
「およそ、3人に2人が自分を表現に成功していました」
「やはり、会社での地位もあるので自分発案のプロジェクトを企画したり、裁量権を持つことで、自分のやりたいことができているのでしょう」
「若者では自分らしさを表現できているのは38%ですし、55歳以上だと31%でした」
「若いうちは上司から言われた仕事をするだけで、自分らしさを表現する機会なんてないです」
「55歳以上になると体力的にしんどくなります。それに、いい年した人がはしゃいでいるとみっともない、と世間体を気にしたりします」
「なので、地位もあって体力もある35歳以上の人が一番自分らしさを獲得していたのでしょう」
「読者様も35歳以上なら、自分のやりたいことをやりましょう。年を重ねてからでは難しいですよ」
「今したいことを後回しにしたら、できなくなります」
「思い立ったが吉日、という所で今回のまとめです」
「人材派遣会社が従業員に仕事と幸福度に関する調査を行ったよ」
「すると、35歳頃から、仕事に不満を抱いたり、仕事にストレスを感じたり、プライベートを犠牲にするようになるよ」
「でも、35歳頃が一番自分を表現できる世代でもあるよ」
「嫌々仕事をするか、自分のやりたいことをするか、は表裏一体です」
「いい会社にいれば、地位も体力もあって、順風満帆な人生を遅れます」
「逆に、悪い会社にいれば、我慢をしながら働くことになります」
「読者様が20代なら、今のうちに仕事が嫌にならない職場に目星をつけておきましょう。30代になってから準備をしていては間に合いませんよ」
「既に30代の読者様でブラック企業に勤めているなら、今すぐ転職を検討しましょう。ブラック企業で勤めても、将来改善される見込みはありません」
「既に50代の読者様は手遅れかもしれません。せめて、後輩が苦労しないように手助けしてあげましょう」
「他人に親切にしてあげると、自分も幸せになれますよ」
「読者様も35歳で仕事が嫌にならないように、対策しましょうね」
「ということで、今回は『35歳が仕事のターニングポイント』のお話でした。読者様の参考になれば、私はとても嬉しいです」
「最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。高評価や応援コメントはどんどんお願いします。質問やリクエストも待ってまーす」
「それでは、次回の『勉強ができる子とできない子の違いが判明した』で、またお会いしましょう。バイバーイ」
参考文献
Research finds the age of discontent at work starts at just 35
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