317_若ハゲになる人の特徴が判明しました #美容 #見た目

「五千円札の肖像画にも描かれていた新渡戸稲造は『小さいとき髪をといてくれるのも、ほかの人がすると痛いが、母親だと痛くなかった。ここに自然な無理のない母の愛がある』と説いています。母の愛のなせる技ですね」


「やっほー、人生負け組の読者様。読まないと人生損する知識を提供する世界一の美女サクラです! 今回は『若ハゲになる人の特徴が判明しました』のお話をしたいと思います」


「では、よろしくお願いします」


「読者様はハゲが気になりますか?」


「男性の読者様はハゲたくないですか?」


「女性の読者様はハゲている男性は嫌いですか?」


「日本人の3人に1人は、若くしてハゲると言われています。ヨーロッパ人の8割は、生涯のいずれかでハゲると言われています」


「読者様も、ハゲとは無縁ではいられませんよ」


「そんな誰しもに起こり得るハゲですが、ハゲになりやすい男性の特徴が判明したので、お伝えしたいと思います」


「しかも、ただのハゲではなく、AGAと言われるような若くしてハゲている男性の特徴を調べてくれました」


「もし、特徴に当てはまっていたら、若くしてハゲる可能性大です。早急な対策が必要になるかもしれません」


「今回、参考にさせていただくのは、ドイツのライン・フリードリヒ・ヴィルヘルム大学ボン、通称ボン大学の研究となります」


「研究者は、男性型脱毛症であるMPBを早期に発症した10846人と、ハゲていない11672人の遺伝子を検査しました」


「要するに、若ハゲの男性と年を取ってもフサフサな男性の遺伝子を比べて、どの遺伝子が若ハゲに関係しているのか特定してくれたのです」


「読者様はどのような特徴の男性がハゲると思いますか?」


「髪の毛と関係がありそうな特徴とは何なのでしょうか?」


「髪の毛と近い場所にある脳が関係しているのでしょうか?」


「それとも、爪? 肌? 目? 鼻? 口?」


「もしかして、身体的な特徴は関係なくて、メンタルが髪の毛に影響を与えるのでしょうか? ストレスで髪の毛が抜け落ちると言いますし」


「分析の結果ですね、若ハゲと関係していたのは…………低身長でした!」


「実は、背の低い男性は若ハゲになりやすいことが判明しました」


「どこからが低身長なのかは定かではありませんが、平均身長以下のチビな読者様はより一層髪の毛に気を配りましょう。油断しているとあっという間に髪の毛が抜け落ちて、ハゲますぜ」


「女性の読者様も、ハゲが嫌なら背の高い男性と付き合いましょう。将来、ハゲるリスクが少ないですよ」


「この研究では、若ハゲと関係ある遺伝子が63個見つかっています。あくまで、低身長は要素の一つでした」


「他の要素ですが、心血管疾患、前立腺がん、パーキンソン病などの病気との関連が確認されています」


「病気以外だと、骨密度が高い、ビタミンDの生成が多い、などです」


「これらは相関しているので、若ハゲの男性は病気のリスクが上がりますし、病気になっている男性は若ハゲになりやすい、ということです」


「リスクがあるからといって、過剰に心配しないでください」


「若ハゲが病気のリスクを上げるのは確かですが、そのリスクの上昇幅は少ないです」


「食事や運動に気を付けていれば気にならないくらいのリスク上昇です」


「ちなみに、マウスによる実験ですと、運動しているマウスのほうが圧倒的にフサフサでした。運動は最強のハゲ対策です」


「食事で気を付けるのは、ビタミンDです。ビタミンDが不足しているとハゲやすくなります」


「他にも、亜鉛と銅が不足している可能性もあります。最近よく聞く、ミノキシジルも効果があるみたいです」


「また、ビタミンAが多いのはダメです。ビタミンAは抜け毛を加速させます。過剰摂取には気を付けてください、抜けますぜ」


「若ハゲの男性の読者様は、生活習慣の改善に努めましょう」


「ハゲている上に、病気も持っていたら、いいとこなしです。治療費もかさむので、お金もなくなるでしょう」


「ないない尽くしになります。早急に手を打つのが肝心ですよ」


「女性で髪の毛が薄い、もしくは抜け落ちている場合は、鉄分が不足している可能性があります」


「男性と女性で髪の毛へのアプローチは若干違います。男性用の育毛グッズを女性が使うのはオススメしません。逆も同じですよ」


「男性用、女性用と分けているのにはちゃんとした理由があるのです。男女兼用でなければ、使うのは控えましょう」


「それと、ハゲとは若干違いますが、ストレスが多いと白髪が増えます」


「ストレスの少ない生活を心がけると、黒髪を維持できると思いますよ」


「髪の毛に影響を与える要素はそこらじゅうに転がっているよな、って所で今回のまとめです」


「研究者が若ハゲの男性と髪の毛がフサフサの男性の遺伝子を検査して、若ハゲになる人の特徴を調べてくれたぞ」


「すると、ちんちくりんな男性が若ハゲになりやすいことが判明したぞ」


「他にも、心血管疾患や前立腺がん、骨密度なんかも関連があったぞ」


「これらに当てはまっている場合、ハゲる可能性が高いので気を付けてね」


「運動と食事である程度は何とかなると思うよ」


「まあ、ハゲる時はハゲます。その時は、現実を受け入れましょう。変えられない現実と戦っても意味がありません」


「いつまでも、現実と向き合わないほうが健康に悪いですよ」


「ハゲを受け入れるか、増毛グッズを使いましょう」


「ウジウジ悩んでいる時間はもったいないですよ。スパッと決めましょうね」


「髪の毛がなくなって一番醜いのは、自信がなくなることです。『ハゲているから、ダメなんだ』と思う心が余計に惨めにさせます」


「ハゲていても堂々としている人は、髪の毛がフサフサな人と何ら遜色はありません」


「ハゲても卑屈になるのだけはやめてくださいね。ハゲを好きになってくれる人もいますよ」


「ということで、今回は『若ハゲになる人の特徴が判明しました』のお話でした。読者様の参考になれば、私はとても嬉しいです」


「最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。高評価や応援コメントはどんどんお願いします。質問やリクエストも待ってまーす」


「それでは、次回の『金縛りに合いやすい人の特徴が判明した』で、またお会いしましょう。バイバーイ」



参考文献

Meta-analysis identifies novel risk loci and yields systematic insights into the biology of male-pattern baldness

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