眠れる海の乙女

『エブリスタ小説大賞2020 集英社 ナツイチ小説大賞』最終候補選出

～あらすじ～

内田隼人は大学中退後、祖父母が経営する千葉県千葉市緑区の不動産会社に勤め始め、祖父が所有しているアパートの一室に住んでいた。

ある日、元恋人の相島架純が隼人の働いている店を訪れ、部屋を探していると話す。

その部屋探しの条件は難しかったが、祖父の好意で隼人の隣の部屋を勧められ、隼人と架純は隣人関係となった。

次第に隼人と架純は、昔の恋人関係のように距離を縮める。

だがある日、架純は忽然と隼人の前から姿を消した……。

架純が、隼人の前に現れたのは偶然か？

架純はどうして、隼人の前から姿を消したのか？

隼人と架純は、何故別れてしまったのか？

架純が隼人に隠している秘密とは！？

そして、隼人が架…続きを読む