第129話 神VSガイア
目の前に佇んでいる神。
僕はそんな神の前に平然と立つ。
「ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」
神の口から耳障りな高い音が漏れ出す。
そして、目の前にいる僕に向かって数多の光線を放ってくる。
「ふん」
僕は氷の盾を一瞬で生成し、その攻撃を防ぐ。
「行け」
神に向かって僕が作り出した幾つもの巨大な氷柱が飛んでいく。
それと並行して万物を凍らせる吹雪も神へと飛ばす。
「ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」
神へと飛んでいた氷柱は神に当たった瞬間に砕け散り、吹雪もまた神に何か影響を与えられているようには見えない。
「ほい」
僕は巨大な隕石ほどのある氷の塊を宇宙に生成し、神へと落とす。
大気圏を越え、赤く溶け出している巨大な隕石ほどある氷の塊は神へと向かってものすごい勢いで落ちていく。
「ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」
神はそれに対して幾つもの光線を放ち、完璧に破壊してしまう。
氷の塊の斬新がまるで雪のように降ってくる。
「ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」
再び僕の元に飛んでくる幾つもの光線。それらを全て氷の盾で受けきり、神に向かって次々と氷柱をぶつけていく。
しかし、氷柱は神へと刺さらない。
互いに意味もなく光線と氷柱の応酬を交わしていく。
多すぎる氷柱と光線は辺り一面を大きく輝かせた。
「ふむ。無理か」
僕は氷柱を打つのを辞める。僕の魔力は『永遠』。ひたすら打ち合っていればいつか神が魔力切れを起こすんじゃないかと期待していたんだが……そんなに上手い話はなさそうだ。
「……ふぅ」
僕は光線を盾で防いだまま、大きな魔力を一気に練り上げる。
「『氷神』」
僕は大規模魔法を発動させる。
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