第9話犬丸の執念の巻
犬丸は再び動き出した…
今までの修行に加えて更に体に大量の重りをつけ、ひたすら走る修行を行った。
それは瞬発力の為の短距離と持久力の為の長距離の両方だった。
この荒行にも犬丸は耐える。
そう一流の忍びになりたいが故に…
こうして足の遅さの克服する為の修行の方針は決まった。
しかしまだ欠点の一つ手裏剣が残っていた…それは別の方法で克服する事となる。
それは、マキビシを手裏剣代わりに投擲の道具として使う事だ…犬丸は我ながら良い考えと思った。
マキビシを敵に投げて倒しつつ、落ちたマキビシで相手の追跡を抑える…これぞ一石二鳥と…
早速犬丸は修行を考える…
鉄の盾をぶち破るほど威力の投擲にまで体を鍛えようと…そしてその方法は…投擲の訓練の際に腕回りと肩回りに重りをつけること…
こうして投擲の欠点の克服する為の修行の方針は決まった。
そこにはある種の執念の様なものが感じられた…
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