第199話―悪夢のコスプレ会―
夜明けまで盛り上がった節分。
そして盛大に楽しんでから帰宅どうしようかと唸りながら話になる。ペネお嬢様が解決案として出したのはサファイア家の迎えの車に乗車して送りますと述べた。その申し出に断ろうとも思ったが花恋たちの夜道に一人ずつ送るだけでも時間が掛かりすぎると困難なことを至り、その提案を甘えることにした。
「皆またねぇ。えへへ大人のわたしは、お兄ちゃんと一緒に泊まることにします」
そう宣った冬雅だったが反発する美少女が二人。
「ズルいんだけど冬雅さん!!」
名前をよく間違われる花恋と書いて『かな』名称をされる美少女。そういえば名前といえば最近キラキラネームに向けて法改正の動きがあった。一定のルールを設ける
はじまるのは一年後の2024年と
騎士を書いてナイトと関連性のある呼び方なら許容範囲であるがまったく自体と読みに乖離があれば通らないとされる。すでに使われている施行前に記載された名前は制限を設けない。
「そうです。いくらなんでも大学生が異性と泊まるなんて良くありませんよ!不潔すぎます」
腕を振るい猛反対をするアイドルの猫塚さんだった。アイドルといえば長年に続いたラブライブスクールフェスティバルが一新して新しく別のフェスティバル2として開始する予定だ。
もちろん俺はリリースする前に登録している。
諸事情であまり遊べていないが一新されるゲームが始まるのを心から楽しみに待っている。
「あ、あはは……ただ泊まるだけでアダルティな展開とかないから安心してください。
……………………………………たぶん」
「いえ安心なんて出来ません!
冬雅さん私たちが居なくなってからイチャつこうと誘惑をしてくるに決まっています」
「です、です。ブレーキが壊れた暴走特急ように誘惑がとても心配なんです!
兄は基本的に守りの耐性で反撃しない性格ですし。取り返しのつかないことになります」
そうはならないと微笑を浮かべて得心させようとするが花恋と猫塚さんの二人は全然そうはならず異議を唱える。
どれだけ信用されていないのと周囲は引いたり一部はこの後の展開どうなるかとワクワクしている。
くっ、他人事だと思って……とくに弟よ、抱腹絶倒とかやめてもらおうか。
「ど、どうすれば……ひらめいた!
でしたら真奈も宿泊します。これならどうですか」
「くっ。それなら」
「か、構いません」
唸りながら二人は苦渋な選択をするかのように返事をした。さすがは真奈かなり信頼されている。でも今の彼女は意識が朦朧しており酩酊状態にあるのだけど……。
「真奈様が泊まるのでしたら私も、不服ながらここを泊まり護衛しないとならない!」
謎の使命に駆ららて泊まることを宣言されたのは筆に尽きないほど毒舌の香音が名乗り出た。
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