8話:進化

あれから村人に、回復ポーションを渡した後、他の調合できるスキルを試していた。


魔神だけが強化できるポーション、肉体・魔力・精神・知性・毒の耐性を上昇する


永久自己治癒再生のポーション、それによって回復ポーションを飲む必要が無くなった。


一通りの準備は終わり、警備しながら待つと。


 村人「アークさん、盗賊が現れました!」


前方を見ると8人ほどの獣人がいる。


真正面から来るのか?


よほど自信があるのか、それとも何も考えてないのか? いや、もしかしたらその両方かもしれない・・・


 アーク「自分が前方を沼地に変えます。盗賊が動けなくなったら、その銃で撃ってください。」


盗賊たちが前方に歩きながら一定の距離になったら走り始めた。


一斉に襲ってくる。そのタイミングで周囲を沼地に変える。


4人の盗賊が沼で動けなくなる。そのタイミングで村人たちが撃つ。


残りの3人が沼を飛んで乗り越える。後1人はどこだ?周囲にいなかった。


だが気配はある。


とりあえず残りの盗賊に対応する事にする。


盗賊の攻撃は爪でしてきた。俺はその攻撃を避ける。


身体能力が高い獣人だが、強化ポーションを飲んだ事で、相手の攻撃を避ける事が出来る。


盗賊の攻撃を避けて、盗賊を風魔法の弾で相手を空中に飛ばす。そして雷の弾で相手を撃ち落とす。


盗賊を3人撃ち落とした。だが最後の盗賊が見当たらない。


その時、後方から気配を感じたと思い振り向くと、急に姿が現れ、攻撃を受けてしまった。


潜伏スキルを使って、姿を消し、不意打ちされたようだ。


スキルと、身のこなしを見て、盗賊のリーダーだと確信した。


背中に爪の跡が付くほどの重症を受けたが、徐々に回復をしている。


それを見た盗賊は、 盗賊「なんだ? 回復してやがる」


その様子を見て一瞬怯む。そのチャンスを見て、すかさず反撃する。


闇と土の重力魔法弾を撃つ。その黒い球に押しつぶされる様に倒れる。


アークは、周囲を見渡す。どうやら村人も無事の様だ


盗賊の生き残りを檻に入れて、3日後に聖都騎士団が来た。

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