寝ながら書いた文章を大公開
私はだいたい小説を夜に書いています。そして、夜は酒を飲む時間です。
そのせいか、極稀ではあるものの、ほとんど寝ながら書いたような文章が出来上がっていることがあります。今回は敢えてその文章を公開してみることにします。
タイトルでは大公開とかイキったものにしていますが、公開と大公開の違いはよくわかっていません。
まずは「デスゲームで本当にあった怖い話」から。
「第三章 舞手井透瓏@弁護士」で主人公である
寄見は章ごとに、デスゲームの案内役であったり、主人公の同行者だったり、狂気の科学者だったりしますが、この章では敵として立ちはだかります。
◇ ◇ ◇
銃弾が飛び交う。それを予測していたかのように、俺は避けていく。見ていれば、そのくらいわかるもんだ。
だが、そこではすせに戦乱が起きていた。それを予期していたように、寄見はカメラの焦点をびっくりサイズの能天気な小学生に移り変わる。
◇ ◇ ◇
銃弾が飛び交う中、その軌道を予測して避ける透瓏。「マトリックス」のオマージュのつもりなのでしょうか。(「マトリックス」観てないですけど)もちろん、透瓏にはそんな能力はありません。
さらにわからないのは、その次です。戦乱が起きるとは何でしょう。乱戦の間違いでしょうか。そう考えると、意外と理解できる文章なのかもしれません。
ですが、カメラの焦点がびっくりサイズの小学生とは意味不明です。もはや解釈不明なものに成り果てました。理解できる方はご連絡をお願いします。
続いては、「激辛☆プリンセス」の三章より。
戦い(激辛早食い勝負)で傷ついた仲間を置いて、さらなる勝負に進まんとする場面です。この時、かつてのライバルであった
六華の犠牲を胸に(はしていないが)先へ進む日葵が新たな仲間と合流する場面です。
◇ ◇ ◇
そう思った矢先、日葵と目的地を同じくする女性がいることに気づく。お互いに目的地が一緒なのだろう。
ただ、どうもその女性のことは見たことがあるような気がした。
「あっ、あんた! 高梨日葵じゅない!? 私は
オホホホホホと六華がふんぞり返る。だが、それを支えるものはおらず、見逃すというべき状態でもない。
実際に死んでいる。そう思うのが手っ取り速いというわけだ、
◇ ◇ ◇
はい。別れたはずの六華と合流する場面になってしまいました。誤字があるのは仕方ないですけど、それ以外の部分も酷いです。
ふんぞり返るというのも、そんなキャラクターではなかったはずですし、そのまま死んでしまっています。なぜなのでしょう。ふんぞり返り過ぎて、頭から崩れ落ちて脳震盪を起こしてしまったのでしょうか。
そんなわけで、夢うつつの状態で小説を書くことはままあるものです。
達人になると、この状態で書いた小説のほうが面白いこともあるとかないとか。皆さんも、これからは寝ながら書くことを心掛けてみてはどうでしょうか。
まあ、ここまでは下書きなので大きな問題はないのですが、他人様の小説へのコメントを寝ながら書いたこともありました。
風間浦さんの『元王女は、勇者の旅路を辿る』の「第百二十二話 邂逅は前触れもなく」でのことです。いわゆる転生勇者の足跡を辿り、その実態を明らかにしようとする物語です。この話数では剣聖と呼ばれる最強格の敵に対し、それよりは格下に当たる刃砕きのオルトが挑みます。
この物語を私は夢の中で読んでおり、夢の中でコメントを書きました。実に意味不明で不可解な内容でした。もう書き直しましたが。
その詳細はもはや風間浦さんへの通知メールに残っているかどうです。ただ、わけのわからないコメントを書いてしまったことを謝罪したく思います。その節は大変ご迷惑をおかけいたしました。大変申し訳ございません。
直接的な謝罪は機を逸してしまいましたので、このエッセイをもって代えさせていただきます。ただ、風間浦さんはこのエッセイを読んでいないので、目を通すこともないでしょうけれども。
そういうわけで、このエッセイは寝ながら書いた文章です。人間その気になれば寝ながらでも一篇書き上げられるものですね。
コメントも寝ながら書いていただけると幸いです。
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