アンパンマンをモチーフにした玩具の多さを見ても、彼の自己犠牲精神にこれでもかと群がる利権の多さに愕然とします。
子ども向けのパチンコ玩具になった彼は、「フィーバー!」と叫ぶ三歳児をどんな顔で見ているのでしょうか。
くれぐれも実機に興味を示さなければよいのですが……
本物で多くの現金を溶かした私の胸の傷も痛みます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
玩具を手にした子供たちが喜ぶ、玩具を売った玩具メーカーや問屋や小売店は生活できる。素晴らしい関係性です。
パチンコになっているのは複雑な気分もありますが、将来その子がギャンブルに依存し、身も心もズタボロになっていくのだと考えると、それが早めに来ているだけかもしれません。かえってギャンブル依存への耐性ができるかもしれせん。(そんなことは全然ないのかもしれません)
カッコいい考察ですね。
アンパンマンにはやなせ大先生の「正義観」が込められているともありました。
悪と戦う事が正義ではなく、困った人に手を差し伸べられるのが正義ではないか、と。
後ですね、やなせ大先生のお話で印象的なのは「チリンのすず」も印象的ですね。
仇討ちと自然の摂理と愛の哀しみが解る、物凄いお話です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
腹ペコでどうしようもない人にご飯を差し出すこと。これは揺るがない正義だ。という、やなせたかしの正義観は素晴らしいですよね。
「チリンの鈴」も名作です。今回のお話の中で、「チリンの鈴」についても書こうと思っていたのですが、蛇足になりそうなので書くのをやめてました。
幼少のみぎりでアソパソマソを初めて見た時。
恐怖感でシリアーナがヒュンッとなったのを今でも鮮明に思い出せます。
自分の頭をモギリとり、相手に食べさせる行為が恐ろしい。
今でもアソパソマソと言う存在意義について肯定しない派です。
姪っ子たちが小さい頃はアソパソマソを見たいと、ワシのhuluアカウントで良く上映会をした記憶が。
ちなみに、姪っ子たちはアソパソマソ以外のキャラクターがお気に入りだったと言う……
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「あんぱんまん」が出版された当初、絵本の評論家や幼稚園の先生方の反応がそんな感じだったみたいですね。やなせたかしは絶望して、「怪傑アンパンマン」という怪作を書くのですが、それはまた別の話です。
ですが、想定よりも幼い層に「あんぱんまん」は支持され、のちにシリーズ化され、アニメ化に至りました。
いちごえほん版「アンパンマン」もお勧めです。「クリスマスでもぼくはやすめない」という社畜精神あふれるアンパンマンのぼやきが見れます。