確かに孫策の武勇。孫権は内政、人事っていうイメージがありました。
戦ったら弱かったのですか。
知略に優れた軍師達に「この合戦、俺、どうしていいか分からんからお前達の言う通りにするわ」って感じだったのでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
孫権の場合は、イケイケで進軍してコテンパンに返り討ちって感じですね。戦いよりも逃走劇がドラマティックになるという。
呉という国は守勢に回らないと一枚岩にならないので、進撃する時は孫権が自身の手駒で行わねばならず、なかなか勝ちを拾いづらいという事情があります。
クトゥルフ神話に続き三国志も全く知らない何も知らない私ですが、男子会わざれば刮目せよ、とか泣く子も黙る、とか三国志からの言葉だったんですね。
弱いくせに前線に出るとか死ぬだけじゃん、と思いましたが、良くも悪くも人間味のある憎めない人物像に感じました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
三国志由来の有名な言葉はたくさんありますよ。なんなら、饅頭も三国志由来の食べ物のようです。
孫権は戦いの勘所が致命的にわかってないみたいですね。弓や乗馬が上手いと言われたり、虎狩りが趣味(君主のやることか)だったり、身体能力は悪くないみたいです。ただ、合肥の戦いで孫権側のハイライトが、孫権がどうにか生き延びようと逃げ惑うところなのは否定しようがないです。
少しでも孫権の魅力が伝わったなら嬉しいです。
某三国志シミュレーションゲームでは劉備を良くチョイスしてたなぁ。
趙雲が出現するまで兵糧と軍勢を全部持って来ながら袁紹地方を荒らしまくると言う略奪戦術。序盤に関羽と張飛が揃っているだけでチート。そこに趙雲が加わるので拠点を決めるまで略奪の嵐。
うん、懐かしい。
孫権は…まぁね?
周瑜公瑾がいて良かったネくらいにしか言えない…。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
劉備は主人公補正があるので強いですよね。劉備に関するお話はこの後に書きたいと思っています。
関羽、張飛、趙雲、諸葛亮は最強クラスのパラメータですからねぇ。
本来なら、孫権陣営の方が人材は豊富なはずなのですが、過小評価されがちなのな悲しいところです。
ニャルさま様のエッセイの1発目が三国志ネタとは意外なり、です。
そして孫権ですか。
確かに謎の人です。捉えどころがない印象で、勇猛な面もあり、引きこもりの気もあり、人材を抜擢し任せる裁量もあり、かと言えば狷介で狭量な面もあり。
長い間君主やってた人ですから、その時々で様々な面が出て来るからだと思いますけど、トータルでこんな人、というのはこのコラムで読んで腑に落ちましたです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
クトゥルフ神話を取り上げようとも思いましたが、「なんだ、これは!? にわかか?」という物言いが(自分の頭から)聞こえて来るので取りやめになりました。
孫権は結構複雑な人です。本人の気質にムラがあるのもそうなんですが、立場もコロコロ変わります。歴史家の視点も変わっているように思えて、創業にあっては英雄として描かれますが、統治にあっては嫌な上司を監視するような描かれ方をしています。
私の思う孫権の魅力ってこんなとこ、というのを本編では書きました。ただ、孫権にはもっと色々な面があって、そこも面白いのですが、複雑すぎるので、私の実力では書き切れないでしょう。
ニャルさま様。
こんばんは(^^)
歴史にも疎い私です! 難しい漢字がいっぱいで???でしたが、雰囲気でなるほど! と感じました!m(_ _)m
あと10回読んで、しっかり理解します😊
私の解釈で申し訳ございません!
天才ニャルさま様は、やはり仙人のような思考の持ち主なのですね! そしてギャップに、ちょっぴり、おちゃめなところがあるんですね😊
〉どことなく間抜けさが漂うの
私の持ち味ですね! いつもどこか間抜けで、だから、ニャルさま様みたいに懐の深いお方が気にかけて下さるのだと思います(^^)←
寒さが増してきましたので、お体にお気をつけて下さいm(_ _)m
作者からの返信
コメントありがとうございます。
人名や地名が多いので、三国志知らない人にはわかりづらい内容だったかもしれませんね。反省点です。
仙人みたいかはわかりませんが、物語を引っ掻きまわすトリックスターのような役割の人が好きなのです。それに、コメディ要素が入って、くだけた印象になるので、間抜けな人も好きなんですよね。
自分の小説にそういうのを活かせたないですが……。
七海さんは抜けてなんかないじゃないですか。しっかり、がんばっておられると思っています。
寒波が来ていますので、七海さんも体調崩されませんようご自愛くださいませ。
周瑜、魯粛、呂蒙、陸遜……孫呉って実はかなりの人材大国だったような気がします。惜しむらくは超有能な奴らが、割とあっさり早死にしてしまうところでしょうか……
陸遜は晩年ボケた孫権に振り回されて可哀想なことになったイメージしかない……あとは夷陵の戦いの所為で三国時代一の放火魔のイメージ^^;
「火計が捗りますわ〜!!」
作者からの返信
コメントありがとうございます。
国家戦略を担えるだけの人物が次々と現れたのは、孫権にとって幸運というか、誰もが惜しいタイミングで退場してしまうのが不幸というか、痛し痒しなところはありますね。
陸遜は若者というのを強調されたりしてるせいで、孫権に振り回された印象になります。実際には孫権と同年代で、本人も空気を読まない合理主義者です。
孫権との関係も単純な臣下ではなく、かつては孫家と敵対してましたし、中央集権化を目指す孫権に対して、豪族連合の代表者でもあるので、臣下でありつつライバルでもありました。
孫権と陸遜はバチバチやり合う間柄だったように思えます。
赤壁、夷陵と重要な局面で火計が決め手になってますからね。孫権も個人的に張昭の家に火を放って大変なことになったりします。