第113話 真面目な戯言日記

 何だか、ノリノリで書いている「伝書猫」。いつまで経っても猫が出てこない、猫話だけれど、ようやく猫が出てきたところで、第四章へ向かうことになってしまった。


 ノリノリというと、どれくらいノリノリか。


 17日間で九万字書くくらいの、ノリノリです。


 でもそうやって考えると、一日約五千字くらいだから、別にたいした話じゃない気もしますね。こないだは、四日で八万字くらい書いてたし。でも、気分はノリノリなのです。脳内に出てくる物語を文字に打ち込んでいくのが気持ちいい。書いてると、お話の続きができるので、私もへぇ、そうなんだと思ったりしているのです。


 ちなみに、今日やっと出てきた猫三匹は、もちろん我が家の猫達がモデルなのですが、うちは三匹とも女の子。お話の中では、オス、メス、オスの順番に三匹いることになっています。男の子がたまたまうちにはいないけれど、どういう感じなのだろう、と思ってしまいました。


 ちなみにうちの女の子達は、比較的大人しく? 狩猟が好きです。三匹目のマロンは少し鈍臭いので、カナヘビしか捕まえられないけれど、一匹目の福ちゃんと、二匹目のくうちゃんは、大きいものだと、椋鳥、いや、昔、青首の野鴨を口に咥えてきた事があります。それは一匹目の福ちゃんだけれど、青首の野鴨と言えば、高値で取引される高級食材。少し考える間があったけれど、速やかに野に放ちました。さすがに、高級食材とはいえ、しめて捌くのには抵抗が……。


 うちの子供達が夏にキャンプに行く場所は、同じ県内の山の上にある古民家で、庭には池があり、魚釣りができます。鶏小屋もあって、鶏が何羽もいますが、そちらもしめて、唐揚げにして食べる事ができます。命を頂くとはどういう事なのかを、子供達に教えてくれる、そんな場所なのですが、私自身はあまり一緒に泊まったりはしていないので、実際、鶏をしめて捌くところは見ていません。


 鳥を捌く事は、調理学校に行っていたからできるけれど、しめるところから、捌ける状態になるまでは、見たことも、したこともないという感じです。でも、うちの子達は、五人が全員その一連を経験しているので、それぞれ命を頂くということに何かしら思うところがあるようです。


 今、三番に鳥の捌き方を聞いたら、少し書くのを躊躇する内容だったので、それは「伝書猫」で活かしたいと思いますが、実際スーパーで売っている様々な食肉は、元々は命ある個体で、誰かがそれを私たちが食べやすい肉にしてくれたということになります。


 うちの実家は魚屋なので、小さい頃から魚をしめて捌くのは見てきましたし、私自身も調理学校を出ているので、経験としてはあります。魚の命を奪い、食肉にする行為を私は日常として経験してきている、ということです。


 食べる事は、命を頂く事。


 なんか、そういうテーマがどうやら私の中に深く眠っているようで、書いていると、そういう表現がしたいんだろうなぁ、という文章になっていたりします。


 で、でもそれは! 自己満足で、表現できているかは別ですので、もしお読みいただいている方がいらっしゃれば、そこは、「え?そうだったの?気づかなかった」とスルーしてくださいね。おほほ。


 あとは、SNSの危険性だとか、夫婦の形や、家族の形だとかをきっと書きたいんだろうなって思いながら書いています。


 そ、そこも! 自己満足で、表現できているかは別ですので、もしお読みいただいている方がいらっしゃれば、そこは、「え?そうだったの?気づかなかった」とスルーしてくださいね。おほほ。


 だから、今までで一番長いストーリーになる「伝書猫」を書いている時間が、私の中でとても楽しい? 楽しいというか、楽しいけれど、それだけじゃなくて、もっと深くこれも書きたいし、あれも書きたいし、と、欲が出てくる時間になってます。


 見逃し配信を見逃しながら見ては書けないので、見逃し配信ドラマを見ないおばさんになってしまうかもしれません。なんてこと!? プロフィールの見直しが必要です。


 そんな毎日を最近過ごしているのですが、やはり世界の状況は昨日より良くなる気配はなく、さらには、日本も大丈夫なのだろうかと、ガチで心配になる今日この頃です。どうしたら、世界から戦争がなくなるのでしょうか。


 今日、「平和と祈りの祭典」でご紹介させてもらった、【荒川馳夫さん:https://kakuyomu.jp/users/arakawa_haseo111】の作品群は、そんな私の心にグサグサ刺さる作品ばかりでした。


 今年の本屋大賞を受賞された、『同志少女よ、敵を撃て』(早川書房)逢坂冬馬さんのインタビューをテレビで見ました。


 「戦争が嫌いだから、書いてきた」


 その言葉を聞いて、私は涙が溢れました。私もいつか、そうじゃないから、これを書いてきたを書きたいです。


 そんな、戯言日記でございました。

 本日も、お読みいただき、誠にありがとうございました。



 良ければ、ご一緒に、祈りませんか?




 ――黙祷。




 世界が愛で包まれて、優しい世界になりますように。


 



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