第35話 夜の炭酸水
何やらアダルトな雰囲気の漂うタイトルになってしまったが、そういった要素は特にない。炭酸水を夜に飲むだけの話である。
テレワーク仕事を切り上げ、一旦夕飯を食べ、子供の世話や入浴などをしたのち、まだ残っている仕事をちょっと片付けるか・・・というとき、風呂上がりということもあって少し喉が乾いていることに気づく。そういうとき、水もいいのだが、嗜好品として何を飲めばいいか迷うことがある。
仕事はまだ残っているが、コーヒーなどを飲んでしまうと、その後の睡眠に響く。ノンカロリーだからと言って緑茶などを飲んでも同じことになるだろう。麦茶などが良さそうだが、そればっかりというのもいまいちだ。一時期、デカフェのコーヒーを飲んでいたことがあり、あれはあれでよかったのだが、自分はアイスコーヒーにフレッシュを入れたいタイプなので、そのへんがどうもシチュエーションと合わない。
そんなことを色々考えながら選んでみた結果、風呂上がりだし、炭酸水(無糖タイプ)を飲めば良さそうだ、ということになった。
炭酸水のフレーバーは色々あるが、糖分は入っていないので、カロリーを心配する必要はない。炭酸なので目は覚めるが瞬間的なものなので、その後の睡眠にはあまり影響しない。清涼飲料水というよりかは本質的にはただの水なので、体への影響も少なかろう、などといった点がおれにとってベストマッチとなったかたちだ。
炭酸水も単一の味では飽きてしまうので、通販で様々なフレーバーの炭酸水を買ってみた。ウィルキンソンのフレーバーがもっとも充実しており、なおかつ強炭酸なので、飲んだ後の爽快さも強い。
欠点らしい欠点といえば「ペットボトルごみが大量に発生するためリサイクル時に面倒」というただ一点があるが、それ以外は特になく、今のところは「風呂上りの炭酸水」を日々楽しんでいるというかたちだ。
ふつう、炭酸水と言えば昼間のレジャーや運動などに喫飲するイメージがあるかと思うが、夜に飲むというのもそこまで悪くはなく、なおかつ睡眠にあまり影響を与えないので、なかなか良いなと感じている。日常的に飲むとおそらく飽きてしまうので、風呂上がりみたいなジャストタイミングで飲むのが良さそうではある。たくさん買っておけば、外出する時なども気軽に炭酸水を持っていけるのも良い。
炭酸水というと、ソーダストリームなどの「自宅で炭酸水をつくる器械」などがあったりして、一瞬だけ検討したことはあるのだが「掃除が大変そう」という理由でボツになったりした。ソーダストリームに限らず、数多の便利家電が跋扈しているが、おれは基本的に清掃が楽かどうかをかなり重要視しており、大変そうであれば諦める、というパターンが多い。フレーバーを気軽に変えるとかそういうのも難しそうなので、シーンによっては既製品でやっていくのがいい場合もあろう。
適切な量を摂取した際のメリットとしては、ぜん動運動の活発化による便通促進など、それなりに信憑性があるものも多く、ニーズにハマればかなり良い案なのではないかと思う。風呂上がりに何かしたいときは炭酸水、結構おすすめなので、試してみてほしい。
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