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目次
逃げようとしたら、ヤンデレ彼女に褒められた
//機嫌よく鼻歌
んふふーん♪ んふふーん♪
ん？ あ、起きてたんだぁ♪
//覗き込み
って、あれぇ？
あーっ、片方の手錠外しちゃってるじゃん～
//妖しく微笑み
んふふふ……ふふふふふふふ♪
凄いねぇ♪ うんうんっ、君ってホントに凄～いっ♪
私がつけてあげた手錠、片方だけでも外せたんだぁ♪
凄いねぇ♪ いつやったの？
私が気付かないうちに外しちゃうなんて……びっくりしちゃうなぁ
上手にお遊びできて偉いねぇ♡
んふふ♪ 自慢の彼氏君だよぉ♡
//囁き
もしかして私を驚かせようとしてやってくれたのかな？
……ふぅん。そっかぁ♪
ならもっかいやってみよっか♪
//手錠嵌め直し
ほら、もう一回やって見せて？
……できない？
なんでできないの？ どうしちゃったの？
私がいないときにはできて、私がいるとできないの？
//低音有声囁き
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで？
……あっ、ごめんね？ 怖がらせちゃったね♪
じゃあ次は私の目の前で外して、ささっとお外に出られるように頑張ろうね♡
んー？ 逃がしてくれるのか？
そういうわけじゃないよ？ 君が元気いっぱいにお外出ようとしたら勿論止めるよ？
でも、やっぱり元気で賢いのは良いことだよっ！ うんうんっ♪
しかも私の居ない時に頑張って練習したんだもんね？
ほら、手に一杯赤い跡がついてる……きっと痛くなるまで練習したんだよね？
よしよし、偉かったね
だから……今度はもうちょっと難易度あげるね？
でも君なら一杯遊んじゃうかな？ んふふっ、楽しいねっ♪
大丈夫っ！ そんなに怯えた顔しないでよ♪
もし失敗しても私は君のこと大好きだし嫌いにならないからさ
私がいない間に頑張って手錠をすり抜けてみてよ
あのドアの鍵も、道具はなぁんにもないけど開けてみても良いよ
きっと私が逃げたことに気付くけど、逃げても良いし戦っても良いし……まぁ、私は君を全力で捕まえに行くけどね♪
んふふ、楽しみだなぁ♪ 君と全力でお遊びできるんだぁ……んふふふ♪
//低音無声囁き
あ、そういえばさぁ 君はどうしてこんなことになったか知ってるかな？
知ってるよね？ 知らないわけないもんね？
毎晩毎晩、ちゃんと教え込んであげてるもんね？
君が悪いんだよ？ 他の女ばっかり構っちゃって……
私とはちっとも遊んでくれない、構ってくれない…………
//嬉しそうに
でも今はこうやって遊んでくれるんだもんねぇっ♡
//高音有声囁き
はぁ……愛おしいなぁ 好き好き好き♡
//低音の声で呟く
…………でも、その気持ちを踏み躙るのは大好き
だってぇ、そっちの方が絶対に楽しめるもん……ねぇ？
だから……もぉっと頑張って私と一緒に遊ぼーねっ♡
絶対諦めちゃだめだよ……君は逃げられないけど逃げなくちゃいけないんだから
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