朝起きたら、ヤンデレイケメン女子に監禁拘束されて大事なものを奪われてた

んん……んぅ……


ダメ……いかないでぇ……


ん……あれ、夢、か……


んふふ、おはよ♪


昨日はよく眠れた?


……ん? どうしたの?


なんでここにいるのか?


嫌だなぁ……覚えてないんだ?


//甘く無声囁き

あんなに一杯イチャイチャしたのに♡


君がずっと誘惑するから僕だって乗ってあげたんだよ?


あれは女の僕に対する挑戦だよね……


僕の前で無防備に寝ちゃってさぁ……誘ってるとしか思えないよね


だから君をお持ち帰りして、ゆっくり、だけどたっぷり愛してあげたんだよ


ほら、ココ……んふふ、まだまだ元気だね?


ん? あぁ、今頃気付いたの? 君の両手と両足は縛ってるよ?


だからココも僕が弄り放題……もはや僕のモノだって言っても過言じゃないね


んふふ、女の僕にもついにこれが手に入ったんだ……ふふ、いつでもこうしてあげられるね♪


む……まだ状況が飲み込めてないのかな


君はね、もう僕のモノなんだよ?


これは君から懇願したことなんだよ?


//甘く無声囁き

お願い、僕をあなたのモノにしてっ♡ 僕を好きにして良いから、お願い、お願い、もっとしてっ、お願いします♡


んふふふ、あんなに甘くてとろけた声で媚びられたら、僕だってもう我慢ならないよね♪


ん? そんなこと言う訳がない?


なんで?


……というか、昨日愛してあげた時に散々言ってたじゃないか


……あれ? もしかして頭がバグって記憶が飛んじゃってるのかな?


んふふ、まぁ仕方ないよね……僕がそうさせたんだからさ


//甘く無声囁き

君の大事なもの、ぜぇんぶ奪ってあげたのに


でも、ちゃんと証拠は残ってるから安心してね


君の可愛い所、おねだりしてるところ、みだらなところ……全部撮って、いつでも僕が使えるようにしてあるんだ♪


//甘く無声囁き

自分がオカズに使われてるの、少し想像してみなよ……♡


ん? 気持ち、悪い……?


へぇー……そうなんだ


僕が君にしてあげたこと、これから君にしてあげることもそうだって言いたいんだね


//低音有声囁き

ふざけるなよ


僕に異性として意識させておいてそんな身勝手なことが許されるわけないじゃないか


自分だけは清らかで清潔です~みたいな顔しておいて、やってることは誘惑ばかり……


僕の気持ちもわかって欲しいんだけどね


こうして朝まで添い寝して、僕の物になったんだぁ……って噛み締めたくなるほどには好きなんだよ


好きなんだ……君のことはずっと前から狙ってたんだ、だから飲みに誘って君を酔わせて強引に僕のモノにするくらいには……ね?


んふふ、やっぱりずるい?


いやいや、これは普通だろ?


//無声囁き

欲しいものがあったら強引にでも手に入れる……泥酔させて、襲って、既成事実を作って、縛り付けて、自分のモノにするのなんかいつだって当たり前なんだよ


まぁ、事実がどうでも、君自身がちゃんと認識してないと困っちゃうね……


//甘く無声囁き

これからもう一回一杯しよっか? 今度はちゃんと自分の意思でおねだりできるまで♡


//低音有声囁き

優しくないから覚悟しなよ? 滅茶苦茶に鳴かせて、屈服させてやるからな


んふふ、ふふふふふふふふ♡

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