ヤンデレ女上司に好きプレゼンをしないと出られない部屋
ん、プレゼンありがと
結構良かったわ、よく頑張ったね
偉い偉い♪
ご褒美に福利厚生のよしよししてあげる
よぉし、よぉし♡
んふふ♪
……けど、色々指摘もしたいの
ほら、こことか、あと、ここ
あなたの上司だから言いたいことはわかるけど、でもこれじゃ伝わらないよ?
君、折角いいこと言ってるんだから、ちゃんと伝わりやすくしなきゃダメ
それだけ直しちゃったら、あとは大丈夫だから♪
んふふ、でもよく頑張ったわね♪
とりあえず、訂正は明日にして、もう食事にいこっか♪
……え? えぇ勿論、私と一緒によ?
なに? ちゃんと奢ってあげるから安心してよ、ね?
君の大好きなの、食べに行こ?
……え、やめとく?
いやいや、今日なんにも用事ないでしょ?
……彼女?
彼女……え、君に、彼女?
あはは……そんな嘘つくくらい、私と食事に行くのが嫌なの?
何? 何がいけなかった?
ご飯、もっと美味しいの食べたい? いいよ、好きなの食べさせてあげる、お腹一杯食べさせたげる、それとももしかして私の手料理が良いのかな? そっちでもいいよ?
それともお話がつまんない? そっか、世代がちょっと違うのかもね、うんわかった、じゃあ君のこと聞かせて? 君に全力で話合わせに行くし、わかんないことがあったら一杯教えて?
え、本当に彼女がいるって……
おかしいじゃない、なんで? どうして彼女なんか作る暇あったの?
君にそんな余裕あるはずないよね? ねぇ? ねぇ? ねぇ!
……これは……ふふ、しょうがないよね……
君が悪いんだよ……君が私にこうさせるの……
//甘く無声囁き
ちょっとだけお休みしててね?
//場面転換
//スピーカー越し
ん、起きた?
おはよ♪ よく眠れた?
//病み
そうだよね、よく眠れたよね……私と一緒にご飯食べに行ってないもんね……
一緒に語り合って、上司と部下の壁を乗り越えようとしてないんだもんね……
ねぇ、そういうの、私良くないと思うんだ
だからさぁ、君には私を心の底から愛してほしいなって思ってる
ううん、きっと私のこと、愛してるはずなのにどこかに隠しちゃってるんだよね
私が一杯君にインプットしてあげてるのに、アウトプットできてないからちょっぴり忘れちゃっただけだもんね
そう信じてるよ?
だから、今から君には、私への愛をプレゼンしてもらおうと思うの
ちゃんと、真実の愛を私に届けて、真摯に行動することができたら出してあげる
んふふ……でも、いつも通りとは思わないでね?
ちゃんと愛してます、僕が間違っていました、僕にはあなたしかいません、彼女と別れてあなたと結婚させてくださいお願いしますなんでもしますからっていう内容を、ロマンチックにプレゼンしなさい♪
あ、そうそう、これに納期なんてないから……んふふ、良かったわね♪ 時間に縛られずに100%のプレゼン資料が作れるよ
じゃあ頑張ってね~♪
//低音
もしも下手なコト言い出したら、懲戒処分として痛い目に遭わせてあげる
んふふ、ふふふふふふ♪
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