高貴なイケメン吸血姫のヤンデレ告白は絶対に失敗しない

やぁ、ちょっとだけ良いかな?


ふふ、驚かせてゴメンね?


皆が……なんて言ったっけ?


王子様、だなんて大げさに私を呼ぶものだから……


君もそういうのに、いわゆる恐れをなしちゃうタイプ?


あははっ、気にしないでよ


私はただの女の子だからね


そ、君と同じ人間……ねっ♪


まぁ何故か、女の子たちにも、男の子たちにもモテるのは、すこしだけ悩みのタネだね


ふふっ、まぁいいや


そんなことを君とお喋りするために来たんじゃないからね


それじゃあ……


//以下、囁き


動いちゃだめだよ


私の秘密は、知ってるかい?


知らない? そっか


私はね、吸血鬼……


いきなりでびっくりした?


まぁ、びっくりしたかどうかはどうでも良いけど……


//低音

じたばたしたり、抵抗したりしたら……どうなるか分かんないよ♪


……まぁ、ひ弱なニンゲンの君にはできないだろうけど


ふふ、そのくらいで驚かないでよ


実は……声をかけたのは、その吸血鬼が君をお婿さんにするからなんだよ


つまりは、そう……吸血鬼な王子様の私と君が、これから甘々カップルになって、愛を積み重ねて、めでたく夫婦になるんだぁ♪


嬉しいでしょ? 私と結婚できるなんて


助けて?


人聞きの悪いことをするんだね……


でも、君を助けにくる人なんかいないよ


みぃんな、私の眷属だからね♪


そ、この学校まるごと、私の食糧庫みたいなものだよ


君を除いて……


本当は、君も含めて眷属にしちゃうつもりだったけど


君だけはギリギリ……愛らしい眷属から、激しく恋する彼氏君に格付けしてあげたんだぁ♪


ほら、喜んでよ、ほらぁ、口角をこうあげてさぁ


//低音

喜べよ


んふっ、ふふふふふっ♪


そういう私の思い通りにならないところも素敵……


ふふ、君のすること全部、私は虜になっちゃうよぉ♡


あは、でも抵抗するの?


うーん、君のすることとは言え、ちょっと面倒だなぁ……


しょうがないから、少し血を抜いて脱力してもらおっか


貧血、味わってみてね……


//吸血、省略可

はあむっ、んっんっんっ、んっ、じゅるううううぅぅぅぅぅっ………………


ぷはぁっ♡


んふふ、へにゃって私に寄りかかっちゃって……ふふ、可愛いお婿さんだなぁ♪


結婚後に君が病んだ時には、こうして君を支えてあげるからね……♡


でもその前に、君と私は学校一幸せなカップルになるんだ


どこに行ってもイチャイチャ、どの時間でもラブラブ……


君は私に甘やかされて、私は君を甘やかして……


ちょっとだけ、君の血を舐めるんだ


んふふ、他の奴らはただの食事だけど、君のはおやつ、最高の贅沢品として嗜むんだよ


勿論、君から望んで、私に血をくれるの♪


//低音

抵抗したら、すぐに学校中の男たちに君を縛り上げさせよう


そして、私は君の一番柔らかいところに、牙を立てて、思いっきり……じゅるっ♪


理解、したかな?


それじゃあ、今から君に、私から告白をするね?


私は君に愛の限りをぶちまけよう……


君は感極まり、そして私に一瞬で心奪われ、永遠の愛を誓う……


//低音

もしも断ったら……学校中の女たちに君を縛り上げさせ、辱めよう


ふふっ……君は大勢に見られながら、私に恥ずかしく溺れていくんだよ……


それじゃあ、私の言いたいことは言ったから……


//囁き終了


こほん、長々とありがとね?


改めて……


私と、結婚を前提に、恋人になろう?

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