人懐っこいヤンデレ猫妹は彼女の匂いで豹変、発情した獣のように寝取られる
お兄ちゃんおっはよ~……って、もう学校行く支度できたの? 早いね~っ
んふふっ、ぎりぎりせーふっ、
すりすり~えへへ~っ♪
//匂いを耳近くで嗅がれる
すんすん……ん~、お兄ちゃんの香り、今日も良い匂いだねっ
やっぱりお兄ちゃん成分をぎゅ~って補充してからじゃないと、一日が始まった気がしないよ~
な~に~、その顔~?
もしかして、高校生で年頃なんだから自重しろって思ってない~?
それはー、嫌だ、にゃ~♪ んふふー♪
これはー、私が猫の獣人だから、なんか本能的にお兄ちゃんの匂いが好きなんだよね~
フェロモンみたいなの? がね、出てるんだよ、うんうんっ
あー、またそれかって顔してるーっ、いいじゃーんっ、好きな物は好きなのーっ
お兄ちゃんだって好きなお菓子とか止められないでしょ? そーゆーことだって!
ってか、これいつも言ってるでしょ? もう今更じゃにゃい?
それとも、まさかお兄ちゃん……実妹の私の事、好き?
//可愛く
きゃーっ! お兄ちゃんのえっちー♡
んふふっ、まーぁ? その方が私もすりすりできるから、お兄ちゃんにはずっとシスコンでいて欲しいんだけど、ねっ♪
はっ!
//絶望しながら
もしもお兄ちゃんがお嫁さん作って、この家から出てっちゃったら、どーしよ……
うわぁぁん~~っ、考えたくないよぉぉっ!
ね、お兄ちゃん……私の事、ずっとずっと、好きでいてね、ね?
あっ、ちょっ、お兄ちゃん無視していかないでよぉ~もぉ~っ
んふふっ、じゃ、いってらっしゃ~いっ、私もすぐ追いかけるから~っ
//場面転換、家に帰宅
んっ、あっ、お帰りお兄ちゃん~、遅いよぉ~
も~何して……
//低音
ホントにナニしてたの、お兄ちゃん
その匂い、なぁに……?
朝たっぷりつけた私の匂い、なくなっちゃってるんだけど……?
その代わりに何? 他の女の……
しかも、私と同じ、猫の獣人の匂い付けてきてんじゃん……ッ!
どういうこと? ねぇどういうこと……?
は、今日、新しく彼女が、出来た……?
おかしい、ねぇおかしいよね?
その人は気付かなかったのかなぁ、私のモノだってマーキングしてるのに、それ無視して匂い上塗りするとか、マナー違反なんだけど……
//耳元近くで
すんすん……へぇ……
なに、この匂い……“もう私のモノだから諦めろ”って匂いなんだけど……
諦められるわけ、ないでしょ……お兄ちゃんは私のモノ、お兄ちゃんは私のお兄ちゃん、お兄ちゃんは私の将来の番なのに……ッ!
ねぇ、お兄ちゃんもお兄ちゃんだよ? なんでよりによって私と同じ猫の人、選ぶわけ?
猫がタイプだけど、妹は恋愛対象に見れない……?
んふふっ、そっかぁ、私はお兄ちゃんの中で恋愛対象じゃないんだぁ……
んふふっ、ふふふふふふふふふふ……
もう……もう我慢できないッ!
//押し倒し
えへへっ♪ もう良いやぁ……相手がその気なら、私だって受けてやる
私の方がお兄ちゃんのコト、何倍も良く知ってるもん……
お兄ちゃんの好きな事、好きな場所、好きなモノ……んふふっ♪
//以下囁き
私に力で敵わないんだから、大人しく聞いててね?
私だって、お兄ちゃんのコト……フェロモンも好きだけど、お兄ちゃんのコトもずっとずっと、好きだったんだよ?
小さい頃に、力で圧倒的に強い獣人の子どもにも負けずに、何度も何度も戦ってくれて……
私は嬉しかった、私のためにボロボロになって、でも諦めないで、私のために尽くしてくれて……
その時から、ずっとずっと、私はお兄ちゃんの隣にいることしか想像できなかった、私にはお兄ちゃんの隣しかなかったの……
良かったよ、お兄ちゃんが猫の獣人のことが好きなんだって分かって……
んふふ……家だからってスマホを適当にほったらかしにしとくのは良くないよ?
だから、私はお兄ちゃんに甘えて、好き、好きって毎日伝えてたんだよ?
お兄ちゃんも、私が至近距離に近づいてドキドキしたでしょ、人間の嗅覚でも分かるくらい良い匂いだったでしょ?
//ドSに
……妹に興奮、してたでしょ
でも、私を感じてくれる度にそういう顔を見せてくれるの、嬉しかったなぁ……
だけど、幸せを感じすぎて、私も油断しちゃったね
ねぇ……今からでも遅くないから、私と付き合って? 私をお兄ちゃんの恋人にして?
//甘く
私を、お嫁さんにして?
私とだったら、なんでも楽しいよ? 絶対保証してあげちゃう
明日から、ピッタリ体をくっつけて一緒に登校しよ? お互いにいい香りで包まれながら、お互いの温もりを感じ合って二人で歩くの
ご飯だって、一緒に食べよ? 私がお兄ちゃんに、あーんってして、全部食べさせてあげる……
それくらいなら彼女さんもしてくれる? なら……
//甘く
このお口で、口移し、してあげてもいいよ
//甘く
教室のど真ん中でクラスみんなに見られても、どこでも、お兄ちゃんにちゅぅ……出来るもん
帰りだって、どこかに寄って、デートして、おうちでたっぷり必要なモノ買ってから帰ろっか♪
一緒に買えば、恥ずかしくないもんね? んふふっ……♡
そういえば……すんすん……まだ彼女さんとはなんにもしないで帰ってきちゃったみたいだけど……
ホントにその女、今言ったこととか、それ以上のコト、してくれるかな?
//鼻息荒くし始める
私だったら、今すぐ証明してあげる……
だってお兄ちゃんの為、愛してる男の人の為だもん……♡
答えは、ぜぇんぶ終わってからでいいよ? 絶対、私だって言わせてあげるから♪
彼女と別れたいって、言わせてあげる♡
朝まで、大好きな猫妹のこと、感じてね……♡
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます