コメント失礼いたします。
昨日書店で春さんの表紙をみかけて、そういやカクヨムにバナー出てたな〜と手にとってみたところ、なんだかすごく手触りが良く(?)て、初めてホラーを買いました。
先が気になりすぎて久しぶりに徹夜で一気読みしたんですが、夢中で読んで辿り着いた最後の一文に、鳥肌が立ちました。ここに、こう持ってくるのかと。
最後の余韻は、これがエモいという感情か……と、新しい言葉が腑に落ちた瞬間でした。
中盤では「未来の自分なんて他人だよ」のセリフが、とても印象深かったです。
比べてみたくてweb版も拝見したんですが、特徴のつかめない男はwebでは僧形だったのですね。もぐもぐするって、この人はもしや……?
確かにホラー小説なのに、泣けて、素敵で、不思議な読後感でした。
また米田さんの活躍を見てみたいですが、ひとまずイカに入信してきます!(笑)
作者からの返信
コメント、そしてお買い上げありがとうございます!
お褒めいただき光栄です!
装丁家さんや編集者さんが紙やニス加工にもこだわってくださって、書籍版は手触りが良く、角度によって部分的に光沢が出るようになっています。
WEB版はちょっと粗いところや本筋と全く関係ない謎の小ネタが残っていたりしますが、異界の男の正体は想像通りかと思います。
イカ宗教への入信もありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
完結おめでとうござます。
狭間のような、あちらの世界に行ってしまった彼女の事を、目に見えない感覚で感じ取っている主人公の切なさがジンワリ響く終わり方でした。ホラーだからバッドエンドだけど、でもそれとはチョッと違う不思議さが良かったです。番外編も、楽しみに拝読させていただきます。お疲れさまでした。(*^^*)
作者からの返信
本編最後までお読みいただきありがとうございました。
読後感が悪くないホラーが書きたいと思って書いた作品なので、伝わってよかったです。
書籍版と比べて拙い所が多いですし、章も丸ごと一個少ないので残すか悩んだんですが、こうして楽しんでいただけたならカクヨム版も残しておいてよかったです。
和田正雪様。
最後の一文が何とも切なくもあり愛を感じます。
米田さんが、しっかりと前を向いて進める理由でもある気がします。
色々な怪奇現象や都市伝説を通して、色んな想いが詰まったとても素晴らしいお話しでした。
最初から最後まで、いつの間にか物語の中に惹き込まれるほどの面白さに溢れ、米田さんという人間像も好感が持てました。
登場人物もそれぞれが独特で濃いキャラで良かったです。
米田さんのバイトの後を引き継ぐ人が山城さんだったのはウケました( ´艸`)
なかなか天然で憎めないキャラの山城さんがこのホラーともいえる謎めいた物語の甘味料となって存在感が大きかった気もします。
和田様、読み応えのある素敵なお話しをありがとうございます✨
作者からの返信
本編最終話までお読みいただきありがとうございました。
書籍化に際してかなり改稿したので、カクヨム版は拙いところも沢山残っているのですが楽しんでいただけたようでよかったです。
作品フォローありがとうございました。ご縁と思い、一作最終話まで拝読させていただきました。
和製クトゥルフを目指されたのかな?と感じられる部分がいくつか見受けられましたが、自分的にはどうせなら、そちら方向に思い切り振り切った展開を読んでみたかったです(もっと不条理で正体不明の恐怖感)。
「ミスカトニック大学」が出て来た時点でどうしてもそちらを期待してしまったのかもしれません。
作者からの返信
最終話までお付き合いいただきありがとうございました。
クトゥルフネタは小ネタ程度に入れていただけなのですが、たしかにおっしゃる通りそちらに期待された方には肩透かしになってしまったかもしれません。
今後の参考にさせていただきます!
ハッピーエンドではないけれど、バッドエンドとも言い切れない、不思議な読了感でした。見えなくても触れられなくても彼女はずっとそばにいるのでしょうね……。怖さと同時に切なさや甘さもある作品でした。まだ番外編もあるようなので、余韻に浸らせていただきますね。
作者からの返信
一日で最後まで読了いただきありがとうございました。
読んだ方をただ怖がらせたいというわけではなく、色々な愛の形や価値観をオカルトを絡めて表現したいと思って書いた作品なので一般的なホラーとは少し違った感触かと思います。
番外編まで読んでいただけるとのありがたい限りです。
1月には怪談ライター見習いの最初の事件を描いた後日談を掲載予定ですので引き続きよろしくお願いいたします。
うーむ不思議な後味の怪談でした。でもいいものを読んだなと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
いいものを読んだといただけると書いた甲斐がありました。
ただ怖がらせることに重点を置いた作品ではないので、少し読後感は一般的なホラー作品とは違うものになっているかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント失礼いたします。
読了後に思うのは『こういうラストは嫌いじゃない!』ということです。
決して爽やかなだけの終わり方ではないのかも知れませんが、『いつかまた会える』と『いつもすぐ傍に居る』という矛盾した感情が混在している感じが個人的には良いと思います。
乃亜さんの気持ちを完全に察することは難しいですが、彼女も決して強い人間ではないということだったのかなーと感じました。
逆に米田さんのほうが強い人間なのかも知れないなと考えたりしました。
読み終わったばかりの今は、常世に行った乃亜さんは今何を思うのか、とか色々想像したりしています。
巧みな筆致だったことも相まって『心に余韻を残す物語』でした。
ホラーを読んでこの感想は変かも知れませんが、面白かったです。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
最後まで読んでいただけただけで本当に感激なのですが、面白いといっていただけますと作品を出した甲斐があったというものです。
ホラーといってもシンプルに恐怖を与えることに特化した作品ではないので、怖かったよりも面白かったとおっしゃっていただけるのもうれしいご感想です。
今後公開予定の番外編はまだ取材旅行編の前に米田と乃亜が深夜のドライブデートに行く話なのですが最終話の後だとまた二人の違う面をご覧いただけるかと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
失礼します。
ホラーでありながら純粋なラブストーリーで、この米田のモノローグがなんとも切なかったです。違う世界にいる二人がずっとお互いを思い合って、お互いの存在を感じ続ける、寂しさと同時にあたたかさを感じます。とても余韻の残るお話ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
お楽しみいただけたようでよかったです。
WEBに掲載しているものは内容が洗練されていないままのものですし、一章少なかったりしますので、よろしければ書籍版もご覧いただけますと幸いです。