第165話 エルフな勇者さまは、日本で商いを始めました!(4)

 僕も一度話し。会話。口を動かし始めると、家の奥さまから今の、令和の時代になっても。


「あなた煩い。煩いですよ。食事中は、物静かに食べなさい」と。


「あなたぁ~。テレビの音声が聞こえませんから。少し黙ってテレビを見るようにしてください。あなた……」と。


 僕はエルに不満を告げられるほど、一度口を動かし始めると話し。会話が止まらないから。


 お店、スーパーマーケットの店長さんや副店長さんなどが。


「ごめん。珍味屋のお兄さん。仕事。売り場に戻らんにゃぁいけんけぇ。戻るね」と。


 彼らが根を上げるまで、我が家の奥さま。エルフで魔法使い。宇宙人な奥さま自慢をする感じだから。


 お店の店長さんや副店長さんに対して不快感を覚えることはない。


 だけど、お店。スーパーマーケットに勤めているパートのおばさん達……。


 おぉっと! パートのおばさん達とは言ってはいけない。いけなかった。


 彼女、お姉さま達に対して、大変に失礼になるから。言い直します。本当に申し訳ない。御免なさい。


 僕自身が、エルのことで、色々と不満を募らせ、イライラしていたので、申し訳ないです。


 と、僕が深々と頭を下げたところで話しを先へと進める。





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