第67話 謝罪(4)

 だから私は、一人孤独にあれを! これを!


 そう、他界している陛下と私は子作りを始めようと思います。


 それが奇跡の魔法、リザレクションの儀式になる。


 だから私は他界した陛下を蘇生するために、一人孤独に子作りを頑張ろうと思います。


 ◇◇◇


「はぁ~」、


「うん、ッう、はぁ~。あん」、


「…………」


「うぅ、うううっ。はぁ~」と。


 私の口から魅惑的な声が自然と漏れます。


 でッ、その後──。するべき事を終えた私は、自身の身体に脱力感を覚えたところで、陛下への蘇生魔法リザレクションは無事成功……。


 でも、こんな不埒な呟きや、色情狂みたいな吐息、囁き……。



 そう、私は嬌声と呼ばれる台詞を陛下抜きで、孤独に漏らしても良いのか? と思ってしまうと。私は大変に恥ずかしくて仕方がない。


 でも当事者である私自身がいつまでもモジモジと、していても拉致があかないから。


 陛下との何故か痛い。


 それも大変に痛くて仕方がなかった愛し合う行為を終えた私は、陛下が目を覚ますのは、もう少し時間がかかりそうなので。


 私は陛下抜きで話しの方を先に進めていきますね。

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