たった一輪の花が、仄暗い日々を、ほんのすこしだけ鮮やかにしてくれる
たった一輪の花が、仄暗い日々を、ほんのすこしだけ鮮やかにしてくれる。
窓辺で揺れる花の名は忘れてしまったけれど、彼の瞳はやわらかな花弁の色によく似ていて、胸の奥がじんわりとあたたかくなる。
一通の手紙を残して、彼はこの街を去ってしまった。
私のこころは降り続く長雨の中で錆びついていく。
2023/3/3
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます