君は、祈りと祝福だけを抱えて、進むがいい

さあ、救済の旅を始めよう。

星の終わりも、世界の嘆きも、あの“月”にたどり着けば、すべて報われる。

君は、祈りと祝福だけを抱えて、進むがいい。冬の柩は閉じたまま。春のウタを芽吹かせるために、その身を、その血を、その燈火を捧げよ。

後戻りなんてできやしない。

茨の道を、孤独に突き進むだけ。


2022/10/3

その星の名はクロリス

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