此処は星と花の境界線。頼りない星明かりすら、君には毒だと思うけど

「此処は星と花の境界線。頼りない星明かりすら、君には毒だと思うけど」

オパァルに似た瞳に冷めた光が宿る。少年の指先に痺れが走った。

「貴女に、会いたかったのよ」

「……愚かなアルフェッカ。僕では君をギムナジウムに送り届けることはできないよ」

「自力で帰れるわ。いざとなったら、核の共鳴を」


2022/9/3

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る