煌めきが、ひとつ、うまれるさまを、僕と竜はながめていた
星の花をくだいて、夜天にまく。
淡いひかりを帯びたかけらたちは、そのまま星の子どもと同化する。煌めきが、ひとつ、うまれるさまを、僕と竜はながめていた。
「……我らは、星を喰らう」
地鳴りのような低い音が響く。僕は、はじめて彼の声を聞いた。
「星!すごいね!一番星は、どんな味がするの?」
2022/7/31
その星の名はクロリス
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます