絶望に彩られた階段をのぼっている
絶望に彩られた階段をのぼっている。少年の手の中で星がまたたく。
旧世界の青い海からうまれた星のこどもだ。友をうしない、師とわかれ、家族の声がきえても、そばにいてくれた、たったひとつの燈。
いつまで続けるのかと、星が問う。
「僕が僕である限り、どこまでも上っていくさ。茨の道だとしてもね」
2022/3/10
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます