僕をいざなう骸の手は、かつて、僕の" "だったモノだ
悪夢の中には誰もいない。そこは月明かりさえ呑み込んでしまう夜の底。僕をいざなう骸の手は、かつて、僕の" "だったモノだ。どんな姿をしていても、わかってしまう。気づいてしまうんだ。この魂に刻まれた記憶が、感情が、忘れていた泪を呼び覚ます。僕たちの足並みは、ちぐはぐのまま揃わない。
2022/2/17
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