第14話

夏とはいえ。クーラー効かせてたから

パジャマだけで寝てたらちょっと寒い。


トイレから戻ると、その人型の膨らみは

少し形が変わっていた。


でも、相変わらず、誰が寝てるのかは

不明。


まぁ、起こさないでおいてやるか...。


俺は自分で言うのもなんだけど、

優しい男の方だと思うから、エアコンを消した。


部屋は大分、涼しくなっており、

寝苦しくはない。


ま、掛け布団なくてもいいか。


俺はそう考えて今一度寝ることにした。


しかしまぁ。


俺のすぐ左横に、得体の知れない

布団の膨らみがあるのは流石に気になって眠れないけど。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る